塗り壁の表情っていいですね。
塗り壁の外壁。
マットな仕上がりが、何ともいいですよね。
こちらの家は竣工していますが、現在家づくりをされているお客様の中でも、塗り壁を採用される方が多くなっています。
いわゆるサイディング(窯業系サイディング)やガルバニウム鋼板に比べると、コストは割高になるのですが。。
以前から、人気ありますね。
塗り壁といっても、いろんな種類があるんです。
一枚目の写真は、そとん壁という、火山灰を使ったもの。
天然鉱物で着色しているので、色あせがないので、塗り替えということが必要ありません。
こちらの壁は、ジョリパットと商品名なんですが、塗り壁の代表的な仕上げ。
先ほどとは違って、樹脂をもとにした塗材です。
こちらの色は、天然鉱物ではないため、紫外線の影響で、少しずつ退色していきます。
ただし。
当たり前なんですが、色のヴァリエーションが豊富です。
天然鉱物ですと、色はかなり限定されますから。
しかも。
二枚目のグレーの壁をよくご覧ください。
こちらは、グレーと白の二色使いをしています。
意図的に、ムラ感を表現することができたりするのは、メリットの一つでしょう。
しかも。
表面の仕上げ方の種類が多いんです。
フラットな仕上がりから、コテムラを出したような仕上がり、櫛で横に引いたような仕上がりだったり。
すごいんですよ。
たくさんある色✕表面の仕上げ方の組みあわせしだいで、自分だけの外壁をつくりあげることができます。
規格となる色が決まっているサイディングやガルバニウム鋼板に比べれば、その際は歴然ですよね。
ちなみに。
コストは、塗り壁の方が相当高くなるため、もし、前面を塗り壁にするのであれば、予算を組んでおくか、採用する範囲を限定するといった工夫が必要です。
そうそう。
昨日、とある家づくりの基本設計の見積を提出するプロセスでした。
先日のブログでもご紹介しましたが。
各こだわわりに対して、それを実現するための費用を算出したので、お客様も、ご検討するのに、しやすかったようです。
まだ、予算をオーバーしているので、改めて、御家族で、お話をしていただくことにしました。
ただ、概ねの方向性は共有できたので、よかったです。
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