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今夜も釜揚げうどん

昨夜の釜揚げうどん二人前は微妙に足りない感じがあり、食後しばらく経ってからぼんやりとした空腹感がやってきました。しかし、迷っているうちにそこからなにか食べるのもどうかなあという遅い時間に。少し空腹なぐらいのほうがよく眠れるんだと自分に言い聞かせて睡眠。そういえばその直前に娘もやってきたのですが「今日はなんにもないよ。食べ物用意しないよ」と言って追い返したのでした。そうか、あれもあったから自分も食べないで済まそうという気持ちだったんだな。

12時ちょうどに就寝して起きたら朝の5時。娘が居間でなにか喋っています。冷蔵庫を開けた。

「飲み物、飲むなッ」

私が少し大きめの声を上げると娘は逃げるように自分の部屋に戻っていきました。

二度寝して7時過ぎ。だるいというより身体が重いのでなかなか起きれずにうだうだしていたら娘が居間でウロウロし始めました。夜中から明け方にかけてあんまり寝てないのかなあ。なんかもう面倒くさい。

目覚ましが鳴って起きて娘にクスリを用意します。私が言わなくても勝手にバナナを食べ始めた娘、腹を空かせていたのか。まあ、そうかもな。

「冷蔵庫にあるおにぎりセット、あとで食べて。あとでってパパが出てすぐじゃなくて少し時間置いてからね」

「んあ」

私の朝食は冷凍うどん。なんか微妙。なにがよくないのかなあ。

出勤。暑さもさることながら湿度がもうたまらん。肌にねっとりとまとわりつき鼻とのどから流れ込んでくる熱くて湿って重たい空気。絶望的な不快感。もうダメかも。

午前中にバタバタと作業して午後は会議。会議後の雑談に近い会話でまたテキトーなことをほざいている自分に気がついてどうにもこうにも。もうそろそろ色々ダメかもなあ。なんだろうなあ。

退勤。外はやっぱり蒸し暑くて気持ちはどんどん沈んでいきます。カラッとした世界で過ごしたい。無理なのかなあ。

雨が降りそうなので買い物はせずにまっすぐ帰宅。夕食は今日もうどんにしよう。朝もうどんだったけど夜もうどん。昨日の夜もうどん。今日も釜揚げかな。

家に着いてすぐに全身着替えます。汗だくの身体に貼り付くポロシャツを剥がして洗濯機へ。乾いた服に着替えただけでちょっと気持ちがラクになりました。

うどんを茹でようかと準備していたら娘がやってきました。

「なんか食べたいの?」

「食べたい」

「なんもないよ」

保存食の棚をじっと見る娘。

「こで(これ)」

先日食べた日清の「うなぎ丼」です。カレーメシの鰻のタレバージョン。

「いいよ。お湯沸かすね」

「んあ」

やかんにお湯を沸かして、ついでに鍋でもお湯を沸かします。やかんのお湯は「うなぎ丼」へ。鍋のお湯にはうどん(乾麺)。うなぎ丼は5分経ったらかきまぜて。

「美味しい?」

「おいしいよ」

それならよかった。食後にすぐに飲めるようにクスリも用意しておきます。あっという間に食べ終えた娘はクスリも飲んでおやすみなさい。直後にうどんも12分茹で終わりました。今日も釜揚げうどん。今日は3人前です。さすがに腹は膨れました。

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