国際ガールズ・デーというネーミングに思う|10月11日の種
あさって10月11日は #国際ガールズ・デー 。
キラキラした楽しそうな響きだな。
と思ってしまった私。
何をする日か知りませんでした。
恥ずかしい‥‥
国際ガールズ・デーは2011年に国連で採択された記念日。
英語名称を知ったら意味が少し見えてきたぞ。
The International Day of the Girl XXXXX
XXXXX には中学生でも知っている英単語が入ります。
わかります?
正解は
The International Day of the Girl Child
Girl child。女児。女の子。少女。
ウェブサイトによれば国際ガールズ・デーは
エンパワーメント(empowerment)は権限を与えること。つまり、
だそうです。
強制的な児童婚、家事労働、無教育、性的搾取。書いているだけでうんざりする世界の現実。日本の現実。少女たちが自ら気づき、立ち上がり、声を挙げられるよう地ならしするのがこの日に込められた思い。
ガールズ・デー。語感とは裏腹に中身がずっしり重かった。
「カタカナだと軽すぎるのでは?」
日本語名称を決める際そんな意見も出たかもしれません。
でもね、私はこの名称、良いと思います。
ガールズ・デーは重苦しい現実でなく進むべき未来を表現した旗印。キラキラ輝けば日本中の女の子たちからよく見えるし、覚えやすく話題にしやすい。
たとえば風林火山。戦場のどこからも見えて自分がどう戦えば良いか教えてくれる勇気の旗。喩えがおっさんですいません。
男女平等が最も進んだ北欧の国々でも、ほんの数十年前までは「女の子が読書にうつつを抜かすなんて」と眉をひそめられていたとリサ・ラーソンは語っています。詳しくはこちらに。
10月11日。ハッシュタグを付けて国際ガールズ・デーを応援しませんか。
私もインスタグラムに何か出そうかな。中黒なしで。