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【02】 桃色の鳥 | 気になるかたちを柄にしてみた

 私が幼稚園のころ使っていたお絵かき帳です。
 親が物置から発掘して送ってくれました。

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 ページをめくるとクレヨンのにおい。
 さわると指につきます。

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 たぶんあのアニメですね。
 1960年代の男の子はみんな描いてました。

 その横にこんな落書きを発見。

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 気になったのは桃色のほう。

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 鳥のようですが…‥変なかたち。翼が棒!

 そうだ、こいつを柄にしてみよう

 すぐにデータをスキャン。
 一羽をいくつかコピペして、

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 首の向きや翼の角度を変えて、

 できあがったのがこんな柄:

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 デザインしながら私、ずっと次のように考えてました:

この柄の服を誰かに着てもらえたらうれしいなぁ

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 独学で柄物デザインを始めて2ヶ月。
 簡単そうでむずかしい。奥が深い。習作三昧の毎日です。

 おもしろいデザインが作れたら布地で見てみたい。誰かに仕立ててほしい。そんな気持ちが日に日に募ってゆきます。そしてついに……

(ドラムロール)

 店をひらくことにしました。

 走りながら腕を磨きます。
 人生は短いですからね。

 テキスタイルデザインを売るオンラインショップが海外にいくつかあります。
 そのひとつに私のアカウントを近日オープン予定。英語なのでとまどうことも多いですが、ほかのデザイナーたちに刺激されながら楽しみたいと思います。

 出店の経過やショップ利用の裏技など時々レポートします。よかったらお付き合いください。

そういえば私が3年前noteで連載していた絵本『ノオトくん』にも、幼い子の落書きをテキスタイルに加工するエピソードがありました。当時から私、無意識のうちに柄物に興味を持っていたのかもしれません。
『ノオトくん』は謎が謎を呼ぶファンタジー。テキスタイルの絵柄も謎解きに関わってきます。よろしかったらどうぞ(全70話)

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