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クリームは溶け、気泡は残る ②

 母が入院。面会できない規則らしいので、代わりに宅配便でこいつを送りこみます。枕元で元気づけてやってくれぃ。

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 さて、お待たせしました。
 皆さんのタテの一行詩をひきつづきご紹介します。

 余白の白さ、その静けさ。
 だいすーけさんの一行詩に読み手はさまざまな色を投影したくなります。皆さんの夏は何色でしたか。テキスタイルどっぷりの夏だった私は、紺色かな。

 タテナガ絵本作家の【かかと】さんのゆらめく一行詩。スクロールすると見覚えのある一本のかたちが見えてきます。視線の誘導がなめらか。

 たなかともこ@みかんせい人さんの新作は何と二行詩。映画のひとコマのようなふたりの情景。ともこさんは切り取るのがうまい。歌人俳人向きかも。

 一冊の本から受けとめた思いをりなるさんは詩で咀嚼しました。ご自身への宣言のような響きもありますね。なるほどこういう詠み方もあるんだな。

 望美さんご愛用の接写レンズがつぶやいた詩。
 空想じゃありません、実景ですよ、と2枚の美しい写真が語っています。

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 軽く言い放たれた言葉を軽く読み流すTwitterも楽しいけれど、ときどき妙に疲れます。そんな時、タテ書きのほどよい重みが目に優しい。まぶたにおしぼりを乗せたような(いやホント)。皆さんもよかったら、じんわりお試しください。

















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