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【04】 毎週お題が出る懸賞企画に参加してみた

 デザインした布を世界に販売できる米国のオンラインショップSpoonflowerでは懸賞企画《Design Challenges》が毎週行われています。

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 ①週ごとのお題を前月に発表
  ↓ ↓ ↓ 
 ②お題に沿ったデザインを各自作ってエントリー
  ↓ ↓ ↓ 
 ③人気投票で優勝を決定
 ・・・という流れです。

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 たとえば今月はこんなテーマ:

▶Backyard Winter Birds Tea Towel
 冬の庭に来る鳥たちのティータオル
(10月15日エントリー締切)

▶Vintage Travel Tea Towel
 レトロな旅のポスター風ティータオル
(10月22日エントリー締切)

▶Cozy Reading
 まったり読書のひととき
(10月27日エントリー締切)

 ティータオルって何? 
 恥ずかしながら私知りませんでした。英国王室発祥の大きなキッチンクロスで、食器を拭いたりランチョンマットがわりに使ったり。要は洋風てぬぐいかな。Spoonflowerのティータオルはタテヨコ約41×60cm。コットンの布を一枚の画布に見立ててテーマをデザインしましょう、という企画です。

 人気投票で上位に入賞した13人は各自のデザインをプリントしたティータオルが1枚もらえるほか、Spoonflowerでの支払いに使えるクレジットが贈られます。

  優勝…‥200ドル相当のクレジット
  2位…‥100ドル相当のクレジット
  3位…‥50ドル相当のクレジット
  4〜13位…20ドル相当のクレジット

 さらに上位50人はデザイン登録に必要な5ドル(=端切れ購入)が免除されます。

 つまり、週替わりのデザインチャレンジ(以下DC)で入賞すればデザイン登録料がタダで済む、上位入賞者なら数十回分の登録料も稼げるという仕組みです。

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 入賞作品はSpoonflowerのウェブサイトに後々まで記録が残り、メルマガやブログでも紹介されるので商品が売れやすくなります。
 Spoonflowerへの出店を検討中の人はぜひDCにも挑戦してみてください。

 登録デザイナー2万人のうちDC参加者は毎回数百人程度のようです。倍率はそんなに高くありませんね。ただし、桁違いにデザインの素晴らしい人たちが常に上位を占めている印象有り。

 ダメ元だし面白そうなので新参者の私も参加してみました。

 冬の庭に来る鳥。
 何にしましょうか。

 真っ先に思いついたのはメジロです。
 仕事場の窓辺にもよく飛んで来ます。

 メジロは留鳥で俳句では夏(または秋)の季語。
 でもね、見つけやすいのは木の葉の落ちた冬なんです。和菓子のようにきれいな緑色が枯れ枝で戯れる姿がかわいい。

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 Wikipediaによればメジロの英名は Japanese white-eye または Warbling white-eye。なので作品タイトルは

Japanese White-Eyes Tea Towel

にしました。

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 エントリー完了!

 投票はすでに始まっていまして、20日火曜日まで。
 どれどれ、私の作品はあるかな…‥

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 ありました!
 今回のエントリーは635作品。一人1作品までなので635人のデザイナーが参加しているのです。

 幾何学的なデザインもあれば、写実的な絵画風もある。中には「どこが冬?」みたいなのもありますがみんなスタイルが違って面白い。

 こうして見ると私の作品は地味かなぁ。みんなきれいなパレットを持ってますね。色はやっぱり大事だな。

 Spoonflowerの週替わりデザインチャレンジのうち、ティータオルの回は年5回ほど。柄物デザインに興味のない人も、ティータオルなら自分の絵画やイラストをはめこんで応募できそうですね。

 興味のある人はこちらから全作品を見られます。
 ログインしなくても誰でも投票できますけれども、私への純粋ないいねの数を知りたいのでメジロには投票しないようお願いします。

 数百のデザインを眺める贅沢なひととき。
 腕利きバイヤーの気分で楽しむのも一興かも。
 作品はいくつでも選べますよ。

 人気投票の結果は1週間後にお知らせします!

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