高島縁人

高島市外に住んでいるあなたと、高島とのご縁をつなぐ取組み。カタチは何でもいいんです。 …

高島縁人

高島市外に住んでいるあなたと、高島とのご縁をつなぐ取組み。カタチは何でもいいんです。 観光・イベント参加・お気に入りのお店・会いたい人・・・。 高島にふれる機会の1つとして、ご活用ください☆

最近の記事

おいしい棚田米と保全活動 | せぎなお会

近江高島駅から西へバスで約25分、県道を抜けた先に日本の棚田百選に選ばれた「畑(はた)の棚田」があります。 橋本さんご夫婦が立ち上げた「せぎなお会」は、会員の方々と共に棚田の管理と周辺の環境保全を行なっています。草刈り作業の日にお邪魔し、お話を伺いました。 せぎなお会の活動 会長の橋本章一さん、はじめは京都から週末だけ高島で過ごす生活でしたが、次第に高島で過ごす時間が増え、生活の拠点をこちらへ移されました。 畑の集落も住民の高齢化が進み棚田を維持することが年々難しくな

    • 田んぼの隣の地域食堂 | パプリカ食堂

      毎月第2土曜日に開かれる上開田のパプリカ食堂に行ってきました。 食堂を開いた経緯 「マキノには子ども食堂がない。」 全国的に広がりをみせる「子ども食堂」ですが、マキノ地域では子ども食堂がありませんでした。無いなら作ろうと初めに動き出したのが、代表である中田さんです。同じ想いを持ち意気投合した3名で「パプリカ」をスタートさせました。 初めはマキノ土に学ぶ里研修センターので始まった「ぬくもり食堂」のスタッフに入りお手伝いをされていましたが、施設を借りながらの運営では、その場

      • イベント情報:林業暮らし体験プログラム

        イベント情報です。 バーチャル高島のイベントでもご出演いただいた「高島の森-未来につなぐ山守りを考える会」の林業暮らし体験プログラムが、2組限定で開催されます。 宿泊先は古民家COCCO小入谷と、Haruya Guest House(はるやゲストハウス) 針畑の暮らしと自伐型林業に触れる2泊3日です。 詳細はHPをご覧ください 高島市で開催されるイベント情報は、 高島縁人の公式LINEでも情報発信しています。 ぜひご登録くださいね。 イベント情報は、高島縁人公式LIN

        • 柿の産地でオリーブ栽培|南深清水FF倶楽部

          オリーブ栽培をされている南深清水FF倶楽部さんが、伊賀から視察の受け入れをされると聞きつけ、取材に行ってきました。 耕作放棄地の再生 100年続く県内最大の柿産地である高島市今津町南深清水地域。 地域の高齢化と共に耕作放棄地が増える中、地域課題に取り組むべく南深清水FF倶楽部が発足しました。初期メンバーは10名、長期間耕作放棄地になっていた柿畑を整備し、新たな試みとしてオリーブ栽培に着手しました。 柿の産地である南深清水地域ですが、実はあまり知られていない現状があります。

        おいしい棚田米と保全活動 | せぎなお会

          びわ湖源流の里山づくりフォーラム -小さな林業から高島の里山づくりを考える

          6月23日、高島市の安曇川公民館にて「びわ湖 源流の里山づくりフォーラム」が開催されました。 九州大学の佐藤宣子氏、高知県佐川町から滝川景伍氏をお迎えして、全国の例をご紹介いただきながら、高島市における里山づくりを模索します。 当日は140名におよぶ多くの来場者が訪れ、関心の高さが伺えました。 (余談ですが、駐車場も誘導の方が案内され、筆者も公民館裏へ駐車したのですが、こんなに満杯の駐車場は初めてでした。) フォーラムは、佐藤氏、また滝川氏による講演とパネルディスカッシ

          びわ湖源流の里山づくりフォーラム -小さな林業から高島の里山づくりを考える

          総門おひろめマルシェに行ってきました

          6月15日、近江高島で「総門おひろめマルシェ」が開かれました。 当時の姿を再現した改修工事が2024年4月に完了し、今日はそのお披露目を兼ねたマルシェです。地元の商店も出店され、多くの人で賑わいました。 東側の総門内は、大溝城再現動画の上映や資料が展示され、西側には大溝まち並み案内処と無料休憩処が併設されています。 大溝の古式水道の湧水で淹れた水出しコーヒーは、湧水に合わせ独自に開発されたオリジナル。総門で販売されているあまざけ飴との相性もよく、今後こちらで提供を予定さ

          総門おひろめマルシェに行ってきました

          【オンラインイベント】「不便」を求めて移住したご家族の新たな一歩

          こんにちは。 先日、高島市へ移住してはじめて針畑へ行くことが出来ました。 何度も細い山道のカーブを超えて、時間や場所の感覚もなくなってきた頃に辿り着いた正に桃源郷です。 今回のゲストは、奈良から針畑へ移住して8年になる廣清乙葉さんが、登場してくれます。 古民家cocco小入谷を経営してゲストをおもてなししながら、ご夫婦で山に入り林業をはじめています 自然を活かし課題と向き合いながら暮らす、廣清さんの活動内容やお話しを聴きにきてくださいね。 Blue Green E

          【オンラインイベント】「不便」を求めて移住したご家族の新たな一歩

          新旭探鳥会が5月26日開催!初夏の高島を満喫

          こんにちは 高島市はいま田植え真っ只中。田んぼの水面に映る空や木々の新緑が絶景です そんな初夏の景色が楽しめる5月26日(日)、新旭水鳥観察センターでは、新旭探鳥会が開催されます。予約不要なので、週末にぜひ行ってみてはどうでしょう? 以下詳細です。 前年同時期開催時の出現鳥はこちらのリンクからご確認ください 日本野鳥の会滋賀公式ページ

          新旭探鳥会が5月26日開催!初夏の高島を満喫

          絵本の楽しさを、大好きなマキノ町で伝えたい「絵本による街づくりの会」

          「絵本の楽しさを、伝えたい」と活動している人がいると聞いて「絵本による街づくりの会」代表の平松成美さんにお話を伺ってきました。 絵本による街づくりの会 「絵本による街づくりの会」は、里山の自然あふれる高島市を中心に、絵本を通して「子どもの笑顔があふれる街に」「豊かな心を育む街に」を目指し、2004年10月6日に設立したNPO法人です。 平松さんが子育ての場所として選んだ、高島市マキノ町 平松さんは、2001年に大津京から高島に移住。マキノの自然の風景と四季の豊かさに惹

          絵本の楽しさを、大好きなマキノ町で伝えたい「絵本による街づくりの会」

          謎多い植物「ザゼンソウ(座禅草)」日本最南限群生地へ行ってきました

          これからの時期、県内外から多くの人が訪れる高島市今津町の竹林。ここに、2月中旬くらいから見頃を迎えるザゼンソウが群生しています。 そのザゼンソウを見に、行ってきました。 ザゼンソウは開花時に熱を発してその温度は約25℃まで上昇するんです! だから、周囲の雪が溶けているんです。 落ち葉で滑りやすくなっていました。スニーカーで行くのがオススメです 古民家を案内していただくと・・・ まさに、自然の中で体験できる遊び場でした。 オススメのお土産は? 「ざぜん草もなか」がオ

          謎多い植物「ザゼンソウ(座禅草)」日本最南限群生地へ行ってきました

          子どもの創造性を引き出し野遊びの楽しさを伝える「野遊び塾」

          子どもたちに野遊びの楽しさを伝えたいと活動している人がいると聞いて、「野遊び塾」代表の清水敏行さんにお話を伺ってきました。 野遊び塾は、大阪など県外からのシニア仲間が集まり、高島市では現在6名で活動されています。約40年前に設立され、主に保育園や地域のイベントに足を運び、自然の材料で子どもの創造性を引き出す遊びを提供しています。 大阪市青少年活動協会で子どもの自然体験や野外活動リーダー研修を企画実施していた清水さん。そこに講師として来られていた松井さんとの出会いをきっかけ

          子どもの創造性を引き出し野遊びの楽しさを伝える「野遊び塾」

          モノづくり×アイデアでハンディのある人の自立を助ける!「ほほえみ工房」

          「ハンディのある方をサポートするオーダーメイドの道具(自助具)を作っている工房が、ここ高島市の安曇川町にある」と聞いてさっそく伺ってきました。 工房の名前は「ほほえみ工房」。高齢者や身体にハンディのある人の自立を助け、生活をしやすくする用具や介護者の負担を軽減するための自助具や小修理を作っています。 自助具を、実際に見せていただきました 箸は、二本のバランスが安定するようにバネで止めて摘まみやすくしてあったり、スプーンやフォークは向きを曲げて口に運びやすくしたり、手が離

          モノづくり×アイデアでハンディのある人の自立を助ける!「ほほえみ工房」

          国の登録有形文化財「今津ヴォーリズ資料館」でカフェタイムがオススメ!

          建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが建築した建物の一つ、「今津ヴォーリズ資料館」について、運営されている一般社団法人あすラボの石田さんと轆轤(ろくろ)さんにお話を伺ってきました。 今津ヴォーリズ資料館は、大正12年、当時の彦根町に本社があった百三十三銀行(現在の滋賀銀行)今津支店として、ヴォーリズ建築事務所の設計によって建てられました。鉄筋コンクリート造、2階建で、昭和8年に百三十三銀行が八幡銀行と合併して滋賀銀行が設立されると、本建築は滋賀銀行今津支店となり、その

          国の登録有形文化財「今津ヴォーリズ資料館」でカフェタイムがオススメ!

          『おかえり畑(はた)』を訪ねました

          比良山地の麓、高島市畑地区は日本の棚田百選に選ばれた棚田が美しい歴史ある山間集落。昔は稲作と林業や炭焼きなどで賑わっていた集落ですが、今は高齢化が進む30世帯ほどの静かな地域になりました。 長年、守って来られた棚田ですが、毎年1枚また1枚と休耕田になってきており、地元の方々の間では「何年先まで守れるだろうか・・・」という声が聞こえてきていました。 畑に移住してお花・ハーブの栽培や棚田ジャムの販売をされていた橋本さんの「何かできることはないだろうか」という思いに、日本らしい

          『おかえり畑(はた)』を訪ねました

          『柿まつり』に行ってきました

          11月19日、柿の産地である高島市今津町で、南深清水FF倶楽部主催の「第6回柿まつり」が開催されました。 秋晴れの中、地域の方をはじめ、立命館大学や龍谷大学の学生、オリーブ栽培のサポーターである(株)宮津オリーブさんなども関わり、柿やオリーブを楽しむブースが多数用意。 今年初搾りのオリーブオイルは、オリーブオイルソムリエさんの解説を受けながら、香りや味の違いを体験。テイスティングは、市販のものと2種類で比べました。 参加者の皆さんの感想をお聞きすると、 「市販のものは香

          『柿まつり』に行ってきました

          絶景の棚田で交流「おかえり畑(はた)」

          滋賀県で唯一「棚田百選」に選ばれた畑(はた)地区。 ここで地域の人と交流できるイベントがあると聞いて、事務局でもある 是永宙(これなが ひろし)さんに、お話を伺ってきました。 集落の人口減少の課題を外部から応援したいと「畑を楽しむ会」が発足。畑の棚田を守ろうと草刈りや田植えなどの管理をしている せぎなお会 と連携して、イベントの企画や運営、情報発信を通して畑の地域活性化を目指しています。 今回は、4年ぶりとなる「おかえり畑」を開催。畑集落をのんびり歩いて、秋深まる里山の風

          絶景の棚田で交流「おかえり畑(はた)」