高島縁人

高島市外に住んでいるあなたと、高島とのご縁をつなぐ取組み。カタチは何でもいいんです。 …

高島縁人

高島市外に住んでいるあなたと、高島とのご縁をつなぐ取組み。カタチは何でもいいんです。 観光・イベント参加・お気に入りのお店・会いたい人・・・。 高島にふれる機会の1つとして、ご活用ください☆

最近の記事

絵本の楽しさを、大好きなマキノ町で伝えたい「絵本による街づくりの会」

「絵本の楽しさを、伝えたい」と活動している人がいると聞いて「絵本による街づくりの会」代表の平松成美さんにお話を伺ってきました。 絵本による街づくりの会 「絵本による街づくりの会」は、里山の自然あふれる高島市を中心に、絵本を通して「子どもの笑顔があふれる街に」「豊かな心を育む街に」を目指し、2004年10月6日に設立したNPO法人です。 平松さんが子育ての場所として選んだ、高島市マキノ町 平松さんは、2001年に大津京から高島に移住。マキノの自然の風景と四季の豊かさに惹

    • 謎多い植物「ザゼンソウ(座禅草)」日本最南限群生地へ行ってきました

      これからの時期、県内外から多くの人が訪れる高島市今津町の竹林。ここに、2月中旬くらいから見頃を迎えるザゼンソウが群生しています。 そのザゼンソウを見に、行ってきました。 ザゼンソウは開花時に熱を発してその温度は約25℃まで上昇するんです! だから、周囲の雪が溶けているんです。 落ち葉で滑りやすくなっていました。スニーカーで行くのがオススメです 古民家を案内していただくと・・・ まさに、自然の中で体験できる遊び場でした。 オススメのお土産は? 「ざぜん草もなか」がオ

      • 子どもの創造性を引き出し野遊びの楽しさを伝える「野遊び塾」

        子どもたちに野遊びの楽しさを伝えたいと活動している人がいると聞いて、「野遊び塾」代表の清水敏行さんにお話を伺ってきました。 野遊び塾は、大阪など県外からのシニア仲間が集まり、高島市では現在6名で活動されています。約40年前に設立され、主に保育園や地域のイベントに足を運び、自然の材料で子どもの創造性を引き出す遊びを提供しています。 大阪市青少年活動協会で子どもの自然体験や野外活動リーダー研修を企画実施していた清水さん。そこに講師として来られていた松井さんとの出会いをきっかけ

        • モノづくり×アイデアでハンディのある人の自立を助ける!「ほほえみ工房」

          「ハンディのある方をサポートするオーダーメイドの道具(自助具)を作っている工房が、ここ高島市の安曇川町にある」と聞いてさっそく伺ってきました。 工房の名前は「ほほえみ工房」。高齢者や身体にハンディのある人の自立を助け、生活をしやすくする用具や介護者の負担を軽減するための自助具や小修理を作っています。 自助具を、実際に見せていただきました 箸は、二本のバランスが安定するようにバネで止めて摘まみやすくしてあったり、スプーンやフォークは向きを曲げて口に運びやすくしたり、手が離

        絵本の楽しさを、大好きなマキノ町で伝えたい「絵本による街づくりの会」

          国の登録有形文化財「今津ヴォーリズ資料館」でカフェタイムがオススメ!

          建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが建築した建物の一つ、「今津ヴォーリズ資料館」について、運営されている一般社団法人あすラボの石田さんと轆轤(ろくろ)さんにお話を伺ってきました。 今津ヴォーリズ資料館は、大正12年、当時の彦根町に本社があった百三十三銀行(現在の滋賀銀行)今津支店として、ヴォーリズ建築事務所の設計によって建てられました。鉄筋コンクリート造、2階建で、昭和8年に百三十三銀行が八幡銀行と合併して滋賀銀行が設立されると、本建築は滋賀銀行今津支店となり、その

          国の登録有形文化財「今津ヴォーリズ資料館」でカフェタイムがオススメ!

          『おかえり畑(はた)』を訪ねました

          比良山地の麓、高島市畑地区は日本の棚田百選に選ばれた棚田が美しい歴史ある山間集落。昔は稲作と林業や炭焼きなどで賑わっていた集落ですが、今は高齢化が進む30世帯ほどの静かな地域になりました。 長年、守って来られた棚田ですが、毎年1枚また1枚と休耕田になってきており、地元の方々の間では「何年先まで守れるだろうか・・・」という声が聞こえてきていました。 畑に移住してお花・ハーブの栽培や棚田ジャムの販売をされていた橋本さんの「何かできることはないだろうか」という思いに、日本らしい

          『おかえり畑(はた)』を訪ねました

          『柿まつり』に行ってきました

          11月19日、柿の産地である高島市今津町で、南深清水FF倶楽部主催の「第6回柿まつり」が開催されました。 秋晴れの中、地域の方をはじめ、立命館大学や龍谷大学の学生、オリーブ栽培のサポーターである(株)宮津オリーブさんなども関わり、柿やオリーブを楽しむブースが多数用意。 今年初搾りのオリーブオイルは、オリーブオイルソムリエさんの解説を受けながら、香りや味の違いを体験。テイスティングは、市販のものと2種類で比べました。 参加者の皆さんの感想をお聞きすると、 「市販のものは香

          『柿まつり』に行ってきました

          絶景の棚田で交流「おかえり畑(はた)」

          滋賀県で唯一「棚田百選」に選ばれた畑(はた)地区。 ここで地域の人と交流できるイベントがあると聞いて、事務局でもある 是永宙(これなが ひろし)さんに、お話を伺ってきました。 集落の人口減少の課題を外部から応援したいと「畑を楽しむ会」が発足。畑の棚田を守ろうと草刈りや田植えなどの管理をしている せぎなお会 と連携して、イベントの企画や運営、情報発信を通して畑の地域活性化を目指しています。 今回は、4年ぶりとなる「おかえり畑」を開催。畑集落をのんびり歩いて、秋深まる里山の風

          絶景の棚田で交流「おかえり畑(はた)」

          村をまるごと味わう手づくり収穫祭「おっきん椋川」

          いつもは静かな山里に「農家の軒先がお店として賑わう収穫祭がある」と聞いて事務局でもあり「おっきん椋川」実行委員会の委員長でもある 是永宙(これなが ひろし)さんに、お話を伺ってきました。 収穫祭のある椋川地区は、昔から変わらない里の美しい景色が自慢の地域。令和2年には、ふるさとづくり大賞に選ばれたそうです。明治12年に建てられた茅葺屋根の農家を改修した「高島市都市農村交流施設 おっきん椋川交流館」(通称、おっきん椋川交流館)は、都市農村交流施設として「結いの里・椋川」によっ

          村をまるごと味わう手づくり収穫祭「おっきん椋川」

          柿の村をオリーブ栽培で活性化!「南深清水 FF倶楽部」

          柿の産地として有名な、今津町南深清水。ここで、滋賀県初のオリーブ栽培を始めていると聞いて、さっそく伺ってきました。 取材に伺った日には、地域の柿農家さんが、摘蕾作業をされているところでした。一つの実を大きくするためと、実が大きくなった時に隣でぶつからないように、わざと柿のつぼみを摘み取るそうです。 そんな柿畑でオリーブ栽培を始めたのは「南深清水FF倶楽部」。はじめたきっかけは、柿農家の高齢化と担い手不足による人口減少。柿畑の耕作放棄地が増加し、それを解消したいという思いか

          柿の村をオリーブ栽培で活性化!「南深清水 FF倶楽部」

          地域を元気に! 音楽あり産直野菜ありの『パプリカ収穫祭 in 上開田』初開催

          地域活性化を目的に、収穫祭が初開催される と聞いて、さっそく訪問してきました。訪問先は、高島市マキノ町にあるマキノピックランドのすぐそば「上開田(かみかいで)」という集落。 集落内には「アカヤの水」と呼ばれる美味しい湧き水が出る場所があります。 水を活かした文化が今もなお残っています。 収穫祭の主催者である、パプリカ代表の中田さんにお話しを伺いました。 パプリカ収穫祭の名前の由来となった「パプリカ」とは、畑付きの空き家で子ども食堂やフリースペースを運営するグループ名

          地域を元気に! 音楽あり産直野菜ありの『パプリカ収穫祭 in 上開田』初開催

          廃校を利用した体験型学習施設『淡海湖西生涯学習センター』

          廃校になった旧広瀬小学校をリニューアル! 宿泊や体験ができる施設になっている と聞いて、さっそく訪問してきました。 現在「淡海湖西生涯学習センター」として、自然体験・課外活動・子育て講演会の施設として利用することができます。放作農地を活かして、米作り・芋作りなどの体験も行っています。 教室は宿泊部屋に! 体育館や音楽室、廊下に飾られた卒業記念など当時のままになっていて、なんだか懐かしい気持ちになります。 副センター長の照下さんに、お話を伺いました。 「全国的に廃校

          廃校を利用した体験型学習施設『淡海湖西生涯学習センター』

          琵琶湖から昇る朝日を望める『SUZAKI CAFE』がオープン

          高島市今津の琵琶湖沿いに、農作業倉庫をリノベーションしたカフェがオープン! とのことで、さっそく伺ってきました。 オーナーは、元県庁職員の洲嵜 トモ子さん。洲嵜さんは、3月までは県庁職員として勤務されていましたが、2023年5月5日 ”癒しと 憩いと わくわくと” をコンセプトに、ここSUZAKI CAFEをオープンしました。 こだわりのコーヒーと自家製の季節限定スイーツが琵琶湖を一望しながら楽しめます。 「この場所を通して、お客さんと話ができることはもちろん、お客さん

          琵琶湖から昇る朝日を望める『SUZAKI CAFE』がオープン

          癒しの隠れ処「森林公園くつきの森」へ行ってみよう

          高島の森を楽しめる場所が、京都とつながる鯖街道の”朽木”にある と聞いて、さっそく訪問してきました。 森林公園くつきの森は、宿泊施設やテントサイト、芝生の広場などの体験施設があります。 ユリノキ広場では、ピクニックや遠足、ヨガ、マルシェ、結婚式などで利用されているそうです。緑と空と風を感じられ、ゆったりできる空間に癒されました。 くつきの森では、毎月さまざまなイベント体験も企画されています。イベントを担当をされている石脇さんにお話を伺いました。 「くつきの森は何も知

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          木の種から育てる森づくり『タネカラプロジェクト』

          種から森へ? 「種から関わる森づくりプロジェクトがスタートした」と聞き、高島市朽木の生杉(滋賀県立自然公園第一種地域に指定されているブナの原生林のある山奥)に行ってきました。 お話を伺ったのは、清水美里さん。株式会社エーゼログループに所属しながら、2022年3月にこのプロジェクトを始動しました。 現状、地域の森は、ニホンジカの食害や無秩序な伐採により、植物の層は多様性を失い貧弱化。また、針葉樹などの人工林も、風雪害で荒れ果て、伐採後の対応にも欠け、行き場を失ったままにな

          木の種から育てる森づくり『タネカラプロジェクト』

          賑わい再生「ヴォーリズ今津郵便局」

          「旧今津郵便局が新たな使い方で、賑わいを取り戻してきている」と聞いて、ヴォーリズ今津郵便局の会 代表 大石 義一さんへお話を伺ってきました。 建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した歴史的建物が立ち並ぶ今津町ヴォーリズ通り。その中の一つが、ヴォーリズ旧今津郵便局です。 「郵便局としての役割を終え、老朽化が進んでしまったこの建物をなんとか守りたい」と、地域の人や専門家などが知恵を出し合いながら、建物の掃除や修繕を行い、現在の形まで立て直されたそうです。 2Fの

          賑わい再生「ヴォーリズ今津郵便局」