国の登録有形文化財「今津ヴォーリズ資料館」でカフェタイムがオススメ!
建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが建築した建物の一つ、「今津ヴォーリズ資料館」について、運営されている一般社団法人あすラボの石田さんと轆轤(ろくろ)さんにお話を伺ってきました。
今津ヴォーリズ資料館は、大正12年、当時の彦根町に本社があった百三十三銀行(現在の滋賀銀行)今津支店として、ヴォーリズ建築事務所の設計によって建てられました。鉄筋コンクリート造、2階建で、昭和8年に百三十三銀行が八幡銀行と合併して滋賀銀行が設立されると、本建築は滋賀銀行今津支店となり、その後、昭和53年に銀行が移転したため、町が買い取り、昭和54年から平成13年まで町立図書館として使用されました。
図書館時代に大幅な改修が行われましたが、平成15年4月、ほぼ建設当初の姿に修復され、今津ヴォーリズ資料館として新たな保存活用がはかられることになりました。
カフェコーナーでは、コーヒーやケーキの他に、記念カレーも食べられるそうです。
お土産コーナーには、高島産の木材で作られたつみきがありました。
ヴォーリズさんについては、石田さん手書きのイラストで分かりやすく学べます!
代表の石田さんはこの場所について「ヴォーリズがもたらした遺産を伝え、観光の拠点として、地域の方々の憩いの場として、集まってくれた嬉しい」と、想いを語ってくださいました。
毎年秋にはヴォーリズ通り全体で「ジャズナイトコンサート」が行われます。また今津駅前では商店街と連携した「親子で路上遊び」の企画など、イベントを通して地域の人と交流できます。
モダンで可愛いヴォーリズ建築を回りながら、いろんな人と出会ってみませんか?
取材:石倉 怜菜
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