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ハンバーガーを通して食文化を学ぶ

ニューヨークのハンバーガーと、日本のハンバーガーと。

ハンバーガーはアメリカの食べ物。

なのですが、実際にアメリカまで行って食べたことのある方、どのくらいいますか?

日本にバーガーが入ってきて久しいですが、世界のバーガーってどんな味?

今回は、そんな素朴な疑問から、ハンバーガーマニアこと私が、実際に本場NYCまで行ってハンバーガーだけ食べて帰ってきた時の体験と感想をシェアします🍔

①サイズ感

これが、意外にも普通。少なくとも、僕が食べたものは普通。
それぞれのパーツがヘビーテイストにてガッツリ感を感じるものは多々あれど、ネタ級にデカいバーガーがあちらこちらに散らばりまくってるという印象は皆無でした。

僕ら日本人にとってみればハンバーガーはエンタメ食、ファストフードという印象(僕にとっては血液ですがねっ)でしょうが、アメリカ人にとって、もはやそれは日常色のおにぎりと同等の存在。ボケるヒマはあまりないのでしょう。

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②味

これが驚きだったのが、

日本のハンバーガーの方が美味い

という点。

やはりアメリカでのバーガーは国民食というか普段メシ。クオリティを最大級求めて高単価にするより、安価でいいから毎日食わせろ!味はそこそこでいいねん!
という感覚なんだろうかと感じました。

超ハイソなプレミアムバーガー的なのに出会えば違うのかもですが、少なくともニューヨークで食べた10個くらいのバーガーは、そんな印象。

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③価格

これはドル円のレートも関わるので一概には言えませんが、とにかくニューヨークは物価が高い。というか東京が安い。

バーガーとポテトとサラダで25$オーバーなんてZARA。普通のハンバーガーで11$オーバーなんか普通!
しかも野菜もなにも挟まってない、バンズと肉とチーズだけの爆裂にシンプルなバーガーでその値段。(美味いんですが)
そもそもの平均収入が違うので、そこを鑑みた上の価格って感じ。

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④総合

日本のメシはおにぎり。
アメリカのメシはバーガー。

おにぎり作るときに僕らは鬼のこだわりは発揮しませんよね。(極み品は除く)
バーガーも一緒。日々食べるものだから、こだわりにこだわるよりも、毎日食べられる手軽さとスピード、いつでもどこでも感が重視されてるように思えました

結論からいうと、日本のバーガーの方が断然美味い。

日本のバーガーは嗜好品の領域であり、創意工夫が凝らされていて、美味いのは当たり前。日本人の職人気質も相まって、世界NO.1のバーガークオリティになっていると確信してます。

その国の文化が溶け込んで形成されるメシには、その土地に行って食べなければ感じられない、えもいわれぬ魅力がありました

ただ、僕らお米の人種には、毎日ニューヨークメシは非常に堪えます。。美味しい野菜たっぷり食べたい、さっぱりガッツリな煮物とか食べたい、美味しい日本そばが食べたいと言っても、ニューヨークでありつくにはなかなか大変です。ニューヨークって野菜が高いんです。

僕は1週間ニューヨークにいましたが、4日目でメシに飽きてシャウトしそうになりました

あと、屁が死ぬほど臭くなるので、ヒト前にてすかす時は、想像の真上くらいの甚大な被害が出るので、テロリストかと間違われない様にご注意を。


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