❨138❩1972.1.17 月 晴 サンアンドレス島到着(Colombia:San Andrés Isla)

今朝9時半、サンアンドレ(コロンビア)島に着いた。
船代を14ドル払う。

陸に降り立つと足がフラついた。
まる1日何も食えなかったから、無理もないだろう。

パスポート・チェックは簡単に終わる。
海はコバルト色をしていて、とても美れいだ。

暑い。
さっそく、港から町へ向かって走り出す。
太陽が強い。ジリジリ背中が焼けそうだ。

銀行で金を替えた後町の外へ出る。

途中、パンク。
空気の入れ口が切れ、新しいチューブと変える。
これも、あの、カナダ野郎がオートバイ用のパンク・バンドなんか使ったばっかりに、4回もタイヤを外したぜ。
全く暑いのにゴクロウなことだ。

島は小さく、二時間程で半分を回った。
地図で距離を測ると、島の周囲約50~60km しかない。

町の中は大きなマーケット、ホテルが並び、観光客でにぎわっているが、外は静かでポツンポツンと民家があるだけ。

島全体ヤシの木が連立しており、いかにも観光地らしい。
しかし、土民は、やはり貧しい。
町は観光客の落とす金で大分盛えてる様だ。

どこの家も床が高く、波よけか、涼しくする為か、してある。

土民はやや不愛想、殆どニグロ。


学校の庭に寝る。

揺れないのはいいが、蚊がバスタンテ。
またこの島も蚊の天園。