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日本は、「できない人に合わせる風潮」があるから、どんどんレベルが下がっているのでしょう。『ひろゆきのシン・未来予測』

『ひろゆきのシン・未来予測』は、絶望的な日本で生き抜くためのビジネス書です。
「先の見えない不安は社会を壊す」「日本はほかの国よりもできない人に合わせる風潮が顕著」「日本企業が後れを取る理由として、その慎重さが挙げられます」など、不安を予測で押し流す知識を得られます。
特に「日本人の生産性の低さは頑張りすぎが原因」は、毎年新しい商品を生み出す無駄が顕著だからです。
欧米諸国のように無駄なことをしなければ、「開発のペースを抑える→生産性を上げる→社員に給料を支払う」ことができます。
給料が安くてもサービス残業で頑張ってしまうかつての前山のようなサラリーマンに、警鐘を鳴らすでしょう。

「日本の信用スコアは浸透しない:統一したサービスが存在しないから」「あえて移民を受け入れない国を選択する」「わからないという状態に置いておく」などを通して、わざと移民を拒否して強制的に生産性を上げる方法を教えてくれます。
特に「お金に余裕のある人だけが定年する権利を得られる世の中になっていく」は、定年で一息つきたいサラリーマンに絶望を与えます。
「お金のない人:生活費を確保するために、死ぬまで働き続ける」とあるように、老後も生活費を稼ぐために働き続ける必要があります。
「2,000万円問題」のように、年金は利回りの良い商品ですが、それだけでは生活できないのです。
家や車にお金を注ぎ込んでしまったサラリーマンは、さっさと捨てて貯金に転換しないと老後も奴隷のようになるかもしれません。

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