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効率的に高い生産性を生み出す思考をするには?『Third Thinking』

『Third Thinking 無意識思考 最先端の脳科学・心理学研究が証明した最強の思考法』は、複雑な問題を解決するための思考方法を学ぶビジネス書です。
「じっくり考えてはいけない」「意識的にできる情報処理:10~60ビット/秒・人間の情報処理量:11,200,000ビット/秒」「意識的処理の容量は非常に小さい」など、速い思考・遅い思考に続く第三の無意識思考について論じています。
特に「無意識思考:情報の提示⇒妨害課題(無意識思考)⇒意思決定」は、無意識思考を行うための方法として端的に表しています。
複雑な問題を与えられたら、問題に対する情報を集めて、一旦他の簡単なことをして妨害課題を呼び込み、無意識思考を誘発するのです。
アイデアを求められているサラリーマンにオススメです。

「算数の計算問題は意識思考で考える必要がある」「目的を明確にして情報を十分に入れておく」「論理的に情報処理する:他人と同じ答え⇒差別化の消失」などを通して、速い思考や遅い思考の弱点を見出し、無意識思考の利点を教えてくれます。
特に「意思決定の大原則①直観を使い時間をかけない②数値化できるものに意識思考を使う③複雑な意思決定は無意識思考を活用」は、最小の労力で最適な答えを出す方法です。
大半の影響のない問題は直観で時間をかけずに対処して(速い思考)、合理的な論理系や数値系は数値が得意な意識思考(遅い思考)を使い、難しい問題だけ無意識思考を使うのです。
意識思考は処理容量が低く、無意識思考は膨大な時間がかかるからです。
自分の生産性を高めたい方は、理論として初期段階ですが、無意識思考を利用してみてはいかがでしょうか?

著 者:影山徹哉
出版社:あさ出版
発売日:2020/6/24

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