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内容が濃いので「1冊:4,500円(税抜)=13,500円÷3冊」の価値はあります。『鈴木敏文の経営言行録 1 経営姿勢』

『鈴木敏文の経営言行録 1 経営姿勢』は、経営に対する思想を説いたビジネス書です。
「飽きられない=視点(漢方薬)×ネタ(抗生物質)」「消費は経済学ではなく心理学で考える」「お客様の立場で売り手側の常識・非常識の概念を否定する」など、セブンイレブンの経営を通して、変化の激しい時代を生き抜くために必要な考え方を教えてくれます。
特に「挑戦と妥協の割合で人生観は決まる」は、「どこまで挑戦」し、「どこで妥協する」かで、自分らしく生きるかが決まることを指摘しています。
たとえば、この本を1冊4,500円(税抜)として考えると、本に引く罫線の割合から通常のビジネス書の1冊1,500円(税抜)より生産性が高いことがわかります。
ビジネスマンとして、「13,500円のビジネス書が買えるか?」と挑戦し、「1,500円のビジネス書」で妥協するかが問われます。
業績が悪い経営者だけでなく、妥協しないサラリーマンにもオススメです。

「経営とは成功体験を壊し新しいものを創ること」「仮説:“本当にそうだろうか”と問い直すと強い問題意識が生まれる」「反対論者:自分で答えを出せない人」などを通して、新しい価値を創造し続けるためのシステムを提示しています。
特に「本は自分と反対の考え方に線を引く」は、ビジネス書を読む前山にとって衝撃を受けました。
反対の考え方は、「どこが異なるか?」「なぜそう考えるか?」を突き詰めることで自分の考えを補正補強できるからです。
本好きに新しい視点を教えてくれる良書です。

著 者:鈴木敏文・勝見明
出版社:日本経営合理化協会出版局
発売日:2019/12/31

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