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「恋愛ほど自律神経を乱し、コンディションを崩すものはありません」は、お見合い50回失敗の前山を救ってくれる言葉です(笑)『整える習慣』

『整える習慣』は、イライラせずにコンディションを整えるためのビジネス書です。
「交感神経:体を活動的にする/副交感神経:体を落ち着かせ、休める」「健康な体:良質な血液が良好に流れている」「身の回りの整え方で大事:いらないモノはどんどん捨てる」など、体を休めるための方法が学べます。
特に「自律神経を整える:交感神経と副交感神経をバランスよく、高い状態にする」は、「活動をするために交感神経を高める」「集中力を高めるために副交感神経を高める」というバランスが大事になってくることを示しています。
「自律神経を乱す要因:服や靴で体が締めつけられる」とあるように、細見の服を着たり、キツキツの靴をはいたり、ネクタイをきつく締めたりすると、それだけでコンディションが崩れてしまうのです。
事務職のサラリーマンは、前山のように机に座っている間だけでも、靴下をぬいで仕事をするのも手かもしれません。

「何かを選ぶという作業はストレス以外の何ものでもありません」「SNS:自律神経を乱すツール」「人生は、我慢するのが当たり前ではない」などを通して、自分を乱す環境を変えるための方法を教えてくれます。
特に「すべてをあきらめるのではなく、部分的にあきらめる」は、上司に認められない前山のようなサラリーマンを救ってくれます。
認められないと悩んでいる状態は、頑張ろうとする状態から離れて、やる気を喪失している状態に移行しています。
なので、頑張ろうとせずに、「上司に認められないなら、それでいいや」と部分的にあきらめることです。
「認められようという発想は捨て、自身のコンディションを整え、淡々と仕事をすることに意識を切り替る」必要があるからです。
上司に認められなくても頑張ってしまうサラリーマンは、一度思考を切り替えてみてはいかがでしょうか。

#整える習慣 #日経ビジネス人文庫 #小林弘幸 #日本経済新聞出版 #読書の秋2021  

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