見出し画像

Macが起動できなくなり、復元するまでの長い道のり

MacBook Pro 2019 を使っていて、まだ1年も経過していないのだが、突如電源が落ち、その後OSの起動ができず、画像の駐車禁止マークが出るようになった。なんども起動させようとしてもできず、リカバリーモードでOSの再インストールをしようにも起動中におちてしまう現象が現れた

自力での復旧を断念して、サポートに電話してアップルストアにもっていくことにした

画像1

休日の丸の内アップルストアは予約していったが、行列になっていた。
わざわざ行くのが億劫である。そして、ちょっと症状を確認した上で、そのまま修理にいくことになる。

Time Machineによる復旧の注意ポイント

Macのバックアップのとり方としては下記が重要だと思った。

1、直接外付けHDD/SSDで定期的にとる
2、バックアップのフォーマットはAPFSにする


備忘録として、Macのバックアップとして一般的につかわれているTime Machineについて復元にとても苦労したので書いておきたいと思います。

重要なデータの管理はクラウドで

まず、修理にだすとHDDは初期化されてしまうのでデータが残っていません。基本的に大事な書類などのデータは、Google Driveで一括管理をするようにしてはいて、その他アプリケーションなどのデータはTime Machineでバックアップを一応とっていました。

Appleの純正Time Capsuleは廃盤に

6年前までは、Apple純正のTimeCapsuleを使っていたけど、今はSynologyのNASを導入して、納品した映像データやバックアップデータはそこに保管していました。

久しぶりにバックアップデータを取り出そうと思ったら、そのデータ量がなんと1.5TBもあるのでした。(画像ではサイズ計算だけで時間を要する)

ネットワークからの復元は時間がかかる・エラーが多い

画像2

ネットワーク上のデータから復元なんてできるのかなと思って、実行したのだがうまくいかない

画像3

161時間とか出ているけど、途中でエラーになった。やはりネットワークからの復元は難しいのかと思い、NASからデータを手持ちのSSDにコピーした。

画像4

これがまた、時間がかかって、1.5TBのデータのコピーが12時間位かかってしまう。なんとか取り出して、Macの移行アシスタントから復元しようとした。

これが、また途中でエラーになる。なんでだろうと考えていると、SSDのフォーマットに問題があるのではと思い立った。

HDD/SSDのフォーマットはAPFSで

WindowsとMacで巨大なデータを共有するには、exFatが最適だし、あまり気にしてなかった。しかしMacで復元するには、エラーがでる。

結論としては、BackUpデータは、APFSでフォーマットしたHDDもしくはSSDでないとうまくいかないということだ。

NASのデータを、APFSでフォーマットしたSSDに取り出そうとしたら、今度はSynologyがAPFSを認識しないという問題が発生した。1.5TBのデータの引っ越しには手間がかかる。

あらたに、もうひとつ2TBのSSDを購入した。外付けSSDはこれで3つも持ってしまっている。映像編集用のデータが消せずに買ってしまう。こんなことで外付けのHDD/SSDあわせて10個くらい自宅に転がっている。無念。

1、NAS→exFATにフォーマットしたSSDにデータをコピー(約12時間)
2、exFATにフォーマットしたSSD→APFSにフォーマットしたSSDにコピー(約3時間)
3、SSDから復元(約2時間)

この手順を行うことで、ようやく復元ができました。
Appleストアの予約をとって、修理にもっていくのに1週間、修理にかかる日数3日間(結構早くて、すぐに郵送で戻ってきた)、そこからデータの以降で2日間、SSDの購入で1日、と10日間くらい代替機での仕事でした。

この記事がどこかで困ってるいつかの僕のような人に届きますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?