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いぬの駄菓子屋さん「OYATSU de SHIKA」オープン

2023年3月8日よりオンラインストアをスタートしました!

駄菓子みたいにおいしいたのしい「犬用おやつ」をつくりたい !!ということで、創業50年で初めてのオンラインストアをスタートしました。いぬの駄菓子やさん「OYATSU de SHIKA(おやつでシカ)」(https://oyatsu.dog)と言います。展開商品は、田畑を荒らす鳥獣害を防除するために駆除された鹿を使用した「犬用おやつ」。20年以上に渡って当社で取り組んできた鳥獣害防除機器の開発・販売や駆除事業に続き、鳥獣害の拡大抑制ならびにそれに携わるハンター の支援を目的の一つとして立ち上がったプロジェクトになります。

鳥獣被害を食い止めるために、まずは流通開拓が重要!

長年にわたり鳥獣害防除に携わってきた当社が、その実態 を目の当たりにする中で、注力すべき取り組みとして決定 しのが、駆除した「鹿」の流通開拓です。増えすぎた鹿により、 木々の食害や土壌流出などの災害要因を誘発。森の食べ物 が枯渇し、農作物への年間被害額は 60 億円 * を超えます。 鹿の駆除を一手に担うハンターに支給される報酬も、自治 体が確保できる補助金は有限です。鹿の駆除も容易でない ため、報酬単体での生活は不十分な現況。さらにせっかく 捕獲した鹿も、人が食べるには可食部が少なく、産廃処分 するために費用がかかる不経済の実態。昨今では、自治体 や民間企業が処分場の開設に立ち上がり、加工・流通の入 り口を作り出しています。そのため shiro は、人向けと比較 して可食部を多く確保できるドッグフードの製品開発を通 じて流通開拓の一端を担うためプロジェクトを立ち上げま した。

shiroが流通開拓に注力する理由

「鹿をつかった “ おいしくて、たのしい” おやつ」に目をつけたポイントは 3 つ

ひとつ目は、鹿の可食部を増やすことで素材を余すことなく販売できる商品を企画し、処分場やハンターを支援することで、農作物 を生産する農業従事者の収益支援、森林の持続可能な管理、土地劣化の阻止を目指します。 ふたつ目は、鹿肉が犬にとっておすすめできる適した食材である点です。鹿肉はフレンチ料理などでも頻繁に使われる食材ですが、 犬にとってもアミノ酸が豊富なことから非常に嗜好性の高い食材として知られています。また低カロリーなのに高たんぱく、滋養に 効果的な鉄分も豊富。さらに脂肪を燃焼させエネルギーを作る際に使われると言われるカルニチンを含むため、肥満の予防・ダイエッ トの際にも有効な食材です。鹿肉自体の喫食機会が少なく、アレルギー反応も出にくい可能性があることも欠かせない特徴です。飼 い主が安心して与えることができるため、思いっきり愛犬とのコミュニケーションを楽しめる食材であると我々は考えています。 みっつ目です。現在は、鹿肉を一次加工したジャーキーやふりかけ、骨といった鹿本来の素材をそのままシンプルに商品化していま すが、今後は、ひとといぬとの触れ合いに欠かせない、さらに「おいしくてたのしい駄菓子のようなおやつ」を、お買い物をされた お客様のお声はもちろんのこと、長野県内の企業様とも連携して開発していく予定です。

取り組みについて

いぬの駄菓子屋さん「OYATSU de SHIKA」概要

概要

プレスリリース/掲載情報

信濃毎日新聞(2023年3月8日朝刊)

信濃毎日新聞(朝刊)


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