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行動軸

本日は「行動軸」についてのお話し。
これは拙著には書いていませんが、時間軸→行動軸、時間管理→行動管理としての考え方です。

 時間ではなく行動が足りない

時間管理を説明している本や考え方が主流ですが、私は基本的に行動(タスク)が大事だと考えています。

 「時間が無い」は他者責任
 「行動が無い」は自己責任

自分軸・他人軸でも全く同じ考え方だが、まず時間管理・時間術と唱えている限り「他人軸」になっていると考えた方が良い。
自分軸を主張しても管理の方法が他人軸であれば「時間が無い」と言い続ける。
無責任になるとこんな例えになってしまう。

 あと1時間増えれば何かしたい?

正直なところ、私もセミナーでこの言葉を口にしていた事もあったが、今は使っていない。
確かに24時間の概念は人間が決めた事だが、多少の誤差とズレが生じている事がわかっているが、24時間を25時間にするという例えは無意味であり、逆に正しい表現をしていない事に気づいた。

 23時間以内に全ての行動(タスク)を完了させる

この表現の方がよほど時間に対して正しい思考であり、正しい方法が生み出せる。
確かに時間のやりくりで1時間分を余らせるという時間管理ではあるが、それは同時に行動のやりくりで1時間余らせる行動管理でもある。
ただし、行動管理の大半は「24時間を如何にして上手に使うか?」が根本であり、最初に考える事は決まって

 24時間の使い方(使われを方)を手帳に記録する・・・から始まる

何度も書いているが、24時間を記録するということは「ムダな時間」も記録するという事に相違はない。
そして人は誰でもムダの無い生活などしていないので必ずムダな記録が生じる。

 そんな事を最初からする必要があるのか?

行動管理は時間に関係無く「大事な行動が終われば後はムダでもいい」という考え方。
大事な行動が24時間、または就業時間を超えている様なら見直せば良いという考え方となる。
最初から24時間など管理するつもりは無いし、ムダな時間に関しても最初から「あってもなくてもいい」・・・むしろ「あるべき」「つくるべき」と考えている。

ここまで「行動軸」については1言も述べてはいないが拙著の中では「時間軸」のところで止まっている。(手帳軸→時間軸)
あくまでも手帳と比較した考えであるが、時間軸→行動軸という考え方も自分の中に取り入れていきたい。


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