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経営管理の高度化を実現するログラスのコンサルティングサービス~Loglass サクセスパートナーの取り組みと成果~


”ログラスサマーnoteマラソン”とは

2024年7月31日にシリーズB資金調達を発表したログラスのメンバーをさらに知っていただくために、「ログラスサマーnoteマラソン」と称してnoteを更新しています。

6日目はカスタマーサクセスの杉崎が担当します。

前回更新のカスタマーサクセス瀬戸さんの記事もご覧ください!


はじめに

カスタマーサクセスチームのマネージャー、杉崎と申します。カスタマーサクセスチームは4つのチームで構成されており、私はお客様へのLoglassシリーズの導入支援と今回記事にしている有償支援サービス「Loglass サクセスパートナー(以下SP)」を担当しています。

私はログラス転職時からコンサルティングサービスを立ち上げたいという想いがあり、SP立ち上げのチャレンジを後押しいただきました。

1.長いタッチポイントを前提とした価値提供をしたい
私は前職のコンサルティングファームにおいて、システム導入を主な業務としており、システム導入後どのように運用されるのか、関与できないケースが多かったことに課題感がありました。

https://note.com/takashi_sugizaki/n/n7991be98aaf1
入社エントリーより

ログラスは、自前のプロダクトを持つ会社なので、運用フェーズまで関係性を持つ前提でコンサルティングを実施し、ファームとは違った角度で価値提供ができると考えています。

2.コンサルティングという仕事を事業構築したい
長い接点をベースとしながらも、フォーカスを絞って高い価値提供を行うコンサルティングという仕事は大変やりがいがあり、面白みを感じています。
Loglassをベースにするコンサルティングサービスを立ち上げることで、自分自身もコンサルティングという仕事を実施することができることと、同じ想いを持つ方にコンサルファームのネクストキャリアとして受け皿を提供できるのでは、と考えていました。
プロダクトは限定されますが、Loglassというプロダクトの汎用性の高さと今後成長していく領域から強い制約にはならないと考えています。

まだまだシリーズAの会社で、ケイパビリティもそろっていない中での立ち上げだったため、苦労した点もありましたが、ログラス社内のメンバーや外部協力会社のメンバーの協力もあり、一定形にすることができました。


サクセスパートナーの概要

サクセスパートナーラインナップ

ログラスでは、2024年2月より経営企画の方に向けて有償のBPO・コンサルティングサービスを提供しています。

現在、SPは主にBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスとコンサルティングサービスの2つのカテゴリーでサービスを提供しています。
1.BPO(導入時の要件定義+環境構築支援)
2.BPO(ダッシュボード構築の代行)
3.BPR(経営管理の高度化コンサルティング)

なぜ有償支援サービスを提供するのか

ログラスでは、お客様自身がデータ基盤構築に向けてLoglassの操作や実装方針を相談しながら自走できる豊富なコンテンツ・サービスを標準サービスとして提供しています。
そのため、標準サービス範囲内でも現行業務をシステム化することは十分に可能です。

しかし、Loglassはシステム化で、生産性向上することだけが目的ではなく、経営の意思決定の精度とスピードを高めることまで価値提供範囲としています。

https://speakerdeck.com/loglass2019/whats-loglass?slide=29
Speaker Deckより

その実現のためには、Loglassのプロダクト範囲での導入支援にとどまらず、Loglass外のデータマネジメントや、経営管理の業務改善・組織改革の実施が必要なケースがあるため、SPを設立しました。
高度な能力を持つ専門性の高いメンバーをアサインし、早期に経営管理の高度化を実現するための有償サービスとして提供しています。

具体的なサービス提供内容

1.要件定義+導入支援サービス

主に導入時に基盤構築だけでなく経営管理の高度化も実現したいお客様に対して「要件定義+導入支援サービス」を提供しています。
お客様よりいただいた情報を整理し、データフローを整理した上で、Loglassの特性を活かし、具体的にデータを投入しながらGap分析を進めます。

データフローの整備
基盤を構築した上で、Gapを分析し、業務改善やシステムFBを実施


外資系FP&Aプロダクトと比較して、Loglassは「始めやすくメンテナンスしやすい」という強みがあります。この特徴を活かし、実際に画面で完成像を想定しながらディスカッションすることで、「要件」から「本当に必要だったもの」までを極短サイクルでアジャイル的に検討するプロセスを採用しています。

イメージ:システム構築でよくお客様とのコミュニケーションGapの例として提示される「顧客が本当に必要だったもの」。アジャイルに進めることでこういったボタンの掛け違いを低減します。

https://dic.nicovideo.jp/a/%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E3%81%8C%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE
より引用


2.ダッシュボード構築代行

Loglassにより経営の意思決定の精度とスピードを高めていただくためには、さまざまなステークホルダーに利用いただく必要があります。
そのためには、普段からデジタルツールを利用し、会計の数値を見ている方だけではなく、各事業に専任している方に向けてKPIや関係する数値を即座に見せていく必要があります。

イメージ:Loglassのステークホルダーとデータの利用例

その際、ダッシュボードは強力なツールとなります。
Loglassではダッシュボード機能を提供するTableauというプロダクトと専用のAPI連携機能を有しており、グラフなどの機能提供を実現しています。

一方でダッシュボードは表現の自由度、設計自由度が高いため、要件の決定や思い通りのグラフイメージを作ることが困難です。
そこでダッシュボードの要件定義を実施し、構築代行をするサービスを提供しています。

ダッシュボード構築イメージ

Loglassのデータ構造を把握し、Tableauの専門知識を持ったメンバーをアサインすることで、イメージ通りのダッシュボードを構築する支援をします。

3.経営管理高度化支援

管理会計を高度化するためには、システム化をするだけでは十分ではありません。

https://www.abeam.com/jp/ja/expertise/sl284/
より引用

Loglassでは情報の可視化/体系化を実現しますが、その情報をどのように使うのか、組織や業務プロセス自体の改修が必要となるケースもあります。
リンク先の経営管理成熟度モデルは、経営管理の成熟度毎に行われるプロセス・情報管理・それに付随するデータ基盤の利用状況を一枚に表したイメージ図です。
一例として、Lv3.事後対策経営からLv4.事前対策経営にシフトするためには、精度の高い事業部からの見通しの報告が必要になります。
そのためには経営企画が主体となって事業部門へ予算策定の調整や予実差異のヒアリングをするのではなく、現場が主体的に予算を立てた上で、月次の予実を分析し、報告するようなプロセスへ変更するといった業務改善を要するケースがあります。

より事業部を巻き込んだ管理会計にするためのプロセス変更イメージ

この高度化を実現するために、組織や業務改善をどのように着手すればいいかのロードマップを策定したり、業務プロセス改善を提供するコンサルティングサービスが経営管理高度化支援サービスです。

お客様の声

実際にご提案し、SPをデリバリーさせていただいたお客様からは、「Loglassの活用をさらに進めることができた」「今後運用するLoglassを使いながら、経営管理高度化の提案をしてもらうことで、よりイメージがつきやすかった」というお声をいただいております。
まだまだラインナップや提供価値を向上させる必要はありますが、一定の成果が出せたことを嬉しく思います。

また、ここで紹介したサービス以外にも、経理業務の代行などのBPOサービスもご提供しています。
ログラスが向かう経営管理の高度化に向けたサービスラインナップを、今後もさらに拡張していきます。

おわりに

We are hiring!

これらの高度なサービスには、ご提案・ご提供に多くの専門的なケイパビリティが必要です。理想の状態としては各サービスラインナップ毎にチームを設立できるほど事業を拡大していきたいと考えていますので、興味を持っていただいた方、ぜひログラスに話を聞きに来ていただけませんか?

募集ポジション


【採用情報】
https://www.loglass.co.jp/recruit

【X公式アカウント】
https://x.com/LoglassPrdTeam

上記以外のポジションはこちらからご覧ください。
https://hrmos.co/pages/loglass

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