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小論文の書き出し方!テーマ型不問で400字・600字・800字対応

小論文の書き出しで時間を使っていませんか?
制限時間が決まっている小論文では考えている時間が命取りです、難しいテーマであれば尚更のことです。

では、どのようにすればスムーズに小論文を書けるようになるのか、気になる方も多いと思います。

そこで今回は、秒で使える小論文の書き出しについて詳しく解説します。
全テーマ型で使え400字・600字・800字対応できる方法です。
小論文が時間内で書けない、書く時のテンプレートが欲しいという方はぜひ参考にしてください。

極論、小論文は文頭の言葉だけ知っていれば簡単に書けます!
小論文は書き始めで悩んでしまう人が多いので、その書き出しさえわかっていれば後はスムーズに書き進められるからです。

例えば、【自主性について】というテーマが出題されたとします。
あなたは書き出しに何分かかりますか?
私は秒で書き出せます。
それは、簡単に書き出せる文頭の言葉を知っているからです。


小論文の書き出し方!

書き出しの言葉を解説するにあたり事前に知っておくべきことがあります。
それは、小論文の構成について。(簡単です)

小論文は3構成で書くことができます。

  1. 冒頭

  2. 具体例や体験談

  3. 結論

そしてどの項目も秒で書き出せる文頭の言葉があります。
使用する順番に文頭の言葉を紹介していきます。

スタートの1行

まずは、1.冒頭からの説明です。
冒頭はたった4文で200文字程度稼げます。

1文目は、「一般的には」「現在」「昨今」「最近」「〇〇とは」「〇〇といえば」などの言葉から書き始めると書き出しやすいです。

例えば【自主性について】というテーマなら、自主性とは自ら考え行動していくことである。
【社会人としての責任について】なら、最近ゆとり世代と呼ばれる人達が社会人になり仕事に対する姿勢や責任が問題になることがある、などです。

このように、あらかじめ書き出しの言葉を知っていれば迷うことなくスタートできます。

最初の1文はテーマに対する背景や定義を書いていきましょう。
これはどんなテーマが出題されても通用する方法です。

実際試験ではどのようなテーマが出題されるのかわからないので書き始めは誰でも苦戦します。
そこで最初の1歩をためらうことなく踏み出せることができれば、ライバルと大きな差をつけられるでしょう。

最初はもう「この言葉から書く!」と決めてしまえば最初の1文でつまずくことはなくなります。

2文目

2文目は、「〇〇だろうか」「〇〇ではない」「〇〇と思う」です。
今度は書き出しではなく、語尾を設定します。

【自主性について】なら、ただ自主性も度を越えてしまうと自らの評価を下げてしまう恐れがあると私は思う。
【社会人としての責任について】なら、ただ社会人になりたての人達ばかりが話題になるが果たして本当にそれだけが問題なのだろうか、などです。

スタートの1文を書いたら次は、読者に疑問を投げかけます。
テーマに対する時代背景や定義はこうだけど、私はこう考えますという問いかけです。

だいたい、定義や背景(スタートの1行)と逆説的な意見になる1文になると思います。
ここは自分の意思よりも書きやすい意見を優先した方がいいでしょう。
制限時間が決まっているので書き切ることを最優先しましょう。

3分目

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