【グレタさんを応援します】①

国連での演説で注目を集めたスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんについて、SNS上でも誹謗中傷を受けているのを見受けたので、彼女を応援する立場として意見をします。応援する理由は二つあります。

まず一つ目の理由。グレタさんは、自分なりに考えて発言をし、さらに行動を起こし、その考えを社会に知らしめたから。

できますか? 自分の確たる意見を発信して、その言葉に責任をもって行動する。グレタさんは実行しています。私にはとても真似ができない。ネットニュースをシェアして、そうだそうだと手を叩くのが関の山。だから応援します。

そんな16歳のグレタさんに対し、なんとなくモヤッと不満をもつ人は日本においては少なからずいるのではないでしょうか。(飛行機に乗れないから会議に行けないって? サラリーマンじゃ許されないっしょ。有名になったからって偉そうに、フツー行くでしょ、甘えすぎじゃない。身の丈に合った行動をなど)。

その理由は、日本人に染みついた妙な平等意識、同調意識ではないかと思います。

人はみな平等、一人飛び抜けた事をするのはダメという学校教育を受け、社会に出ても同じ社員教育がなされます。フツーが一番、みんな一緒。出る杭は打たれる。もはや無意識とまでいっていいレベルで浸透しています。自分だって苦労してるんだとか、同じ考えだけど口に出せない事情があるんだとか。その中途半端な我慢や自己満足、染みついた同調意識が彼女の存在を疎ましく思わせている気がしてなりません。

私は、一人飛び抜けることはいいことだと思います。アイツはヘンな奴と後ろ指を指されてもいいと思います。いつの時代も、時代に変革を起こすのは、常識にとらわれず同調もできない変人だったりします。そしてそのフツーじゃない人は大いに発言をし、大いに行動を起こすエネルギーをもっています。

これからの時代は、世の中のあちこちにフツーじゃない人が出現するだろうから、既存勢力は保守に回り、躍起になって彼らを潰しにかかるでしょう。グレタさんもそんな彼らの標的の一人に見えます。

負けるなグレタさん、私は応援します。


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