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意外とエンジニアに知られていない!?トラブルになりやすい案件の特徴3選

こんにちは。ぶっちゃけエージェントの鈴木です。3月末は期の変わり目ということで、案件の動きも激しかったですね。

そのせいか、先月はトラブルアラートの話を聞くことが多くありました。フリーランスの方は、トラブルの兆候を見極めてスキルアップや、コネクション開拓等本来自分がやるべきことに注力したいところではありますよね。ただ一方で、「稼働が高い」「納期が差し迫っている」「前任が体調を崩している」等わかりやすくリスクの高い案件もありますが、なかなかその見極めって難しくもあります。

そこで今回は、エージェントとして数々のトラブルを経験してきた(自慢することではありませんが笑)僕が、実際の起こったトラブルからその兆候をまとめてみました。

いちエンジニアとして活動している中ではなかなか気が付かないポイントばかりですので、自分が紹介されてる案件と照らし合わせながら、読んでみてください。

大量募集/質問が少ないor浅い

まず案件概要の段階でわかるポイントがあります。それは「大量募集」であるかどうか。数字の目安でいうと5名以上の案件。多くの場合大量募集をしている場合は、下記のような特徴が見れます。

・炎上していて大量の人員投入しないとリカバリーできない
・人的リソースを考えず計画が立てられ、業務委託に頼らざるを得ない

これだけでも炎上のにおいがぷんぷんしますね。さらにこれに加え、大量に新しいメンバーを募集するということは、既存メンバー(クライアントのプロパー等)は当然新メンバーの教育にリソースを割かれます。大量に入ってくるのであれば、その中にもきっと手のかかるメンバーも一人や二人はいることでしょう。そうすると既存メンバーの担当しているタスクが遅延し、また新しいメンバーを募集。。。という負のスパイラルに入り、あなたが仕様について質問しても夜まで返信がこない。。そんな状況に陥る傾向があります。

また、同様の理由で面談で質問が少ない/浅い場合もトラブルになりやすい兆候です。大量募集の案件は大体このような多いのですが、少人数の募集でも注意が必要です。なぜならどうしても人が見つからないから誰でもいいや、という状態になっていることが考えられるからです。

どうしても人が見つからない=何かエンジニアが参画したくない理由がある。のは自明ですよね。

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具体的な案件が決まっていない

もうひとつ注意すべき、かつ面談時に確認する必要があるポイントとして、自分が参画する具体的な案件が決まっているかどうか、というものがあります。一見、同時に複数の案件紹介を受けることができてラッキーと思えるかもしれませんが、ここには多くのリスクが潜んでいます

たとえば、大体の案件の場合は、直接のリーダーがいる場合がほとんどなのですが、具体的な案件が決まっていないケースだと、現場を直接見ていないPMが面談実施するケースがほとんどです。このケースでは、案件に参画する上で最も重要な「誰が自分のチームのリーダーになるのか」がわからないため、いざ参画してみると「リーダーと全く馬が合わない」といった可能性があります。

また、これは私が実際に直面したケースですが、面談時には開発事業部長が出てきて面談を実施し、「〇〇さんの希望に合う案件を見繕ってアサインするよ」と言われ、実際に参画して蓋を開けてみたら、そもそも希望の条件とは全く異なる案件にアサインされ、初回の契約で終了となってしまったような事例もありました。

業務委託に慣れていない現場

そして、ここが意外と知られていないポイントなのですが、業務委託に慣れていない現場もトラブルになりやすい案件の特徴なのです。もちろん全てのケースがそういうわけではないのですが、業務委託に慣れていない現場は、派遣や正社員と業務委託の扱いを混同される可能性が高いのです。

たとえば、エンジニアさんは「ECサービスの機能追加/開発プロジェクト」で受注したにも関わらず、いざ現場に入ってみると「新人の面倒も見てくれないか」とか、「こっちのシステムが人員足りてないから開発手伝ってくれないか」など、当初想定していないタスクが割り振られ、結果やりたくない仕事をしている。。。

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といったようなトラブルではありませんが、せっかく自分で自由に開発技術や、扱うサービスを選べると思ってフリーランスになったのに、企業都合でやりたくない仕事を押し付けられてはたまったものではないですから、しっかりと面談時に「外注の方は他にどれくらい参画されてるのか」質問しておくことをおすすめします。

もちろん、上記点に踏まえて理解した上で参画することはOKだと思うので、「業務の範囲を守ってもらうように釘を刺す」か、「ある程度の業務範囲の拡大を許容する」のいずれかが必要になってくるでしょう。

エージェントは本当のことは教えてくれない

いかがでしたでしょうか?今回は注意するべきとして、下記3点をあげさせていただきました。

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みなさんが参画しようとしている案件、面談している案件はどれくらい該当していたでしょうか?

基本的にエージェントは成約につなげたいと考えてる場合が多いので、トラブルになるリスクがあるかどうか聞いても、正直に答えてくれないケースも間々あります。

だからこそ、安心して利用してもらえるエージェントとして、ぶっちゃけエージェントとしての活動をしているわけです。僕の所属しているROSCAは、「目の前の"1"を大切に」をモットーに、本質的な価値提供を追求しています。もし、このnoteに共感してくださる方がいらっしゃればいつでもキャリア相談にのりますので、TwitterでDMください!

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