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QR決済考【みんなの反応編】 -結局QR決済は普及するのか?-

こんにちは清原です。
今回は1月に書いたnoteである『QRコード決済の【なんかめんどくさい】を言語化して、LINEペイとPayPayに提言する』に寄せられた皆さんのコメントを紹介します!
今回は考察でもなんでもないので、適当に読み流してください。

大きく分けて3種類の反応がありました。

①Suica最強説系
②QR決済は独特のメリットがある系
③QRコードはここでも使いやすいのでは系

①Suica最強説

このコメントが7割ぐらいでした。

チャージの上限アップをすれば、スイカが天下取れるのようなコメントをたくさんいただきました。
スイカの残高上限は2万円なのですが、これって別に法律で決まってる訳ではないそうです。実際Edyなどの電子マネーは上限5万円なので、上限はあげても良さそうです。
ビューカードとカニバリゼーション(共喰い)を起こすのが嫌なのかな?

②QR決済の他のすごい点

店舗側にとって導入障壁が低いから良いっていうコメントたくさんありました。
確かにそれがQR決済のほぼ唯一のメリットな気がします。
個人間送金ができるっていうのも書いている方がいました。

店側の手数料が低いことをメリットにあげてる人がいましたが、それは現時点では正しいと思いますが、持続的なのかは正直疑っています。
クレジットカードと紐づけているうちは、クレジットカード会社にQR会社が手数料(数%)を払わなきゃいけないので、QR会社は使われれば使われるほど赤字になります。
Alipay(アリペイ)などのの先行プレイヤーは、購買データや、他のサービス(信用スコアとか)と併せて、なんとか赤字を回収しているような状況だと思います。

③QRコードはここでも使いやすいのでは系

カラオケボックスは確かにできそうだなと思いました。というかもう実現するらしいです。派生的にホテルでも使えるかなと思いましたが、ホテルは、ネット上で完結できればいいかなと思いました。
ネット決済と、QR決済を棲み分けているものは何なのだろう...?


地方のバスはありだと思います。ただ、バス利用者は高齢者が多いので、そういう意味では親和性は高くないのかもしれません。
バスはむしろサブスクリプションモデルの方があっているような気もします。

ローカルの鉄道は、回収漏れを無くすのが難しいのと、電車でカメラを起動していいのかって議論があり実現しないかもしれません。
ちなみに、電車広告にQRコードが一切登場しないのは、車内でカメラを使われたくないからとのことです。

スキー場のレストハウスは、スキーしないので分かりません!

居酒屋はその時は頭に浮かびませんでした!
居酒屋の方が、滞在時間に対して会計の占める時間の割合が小さいからあまり気にならなかったのかもしれません。
また、居酒屋だと割り勘が多くなると思うのですが、自分がQR決済で割り勘をしたことがないので、イメージが湧きにくかったっていうのもあります。

結局QR決済は普及するのか

PayPayの100億円キャンペーン第2弾が発表されましたね。

第1弾との違いは、支払い手段によってキャッシュバックの還元率が異なること、PayPayボーナスの付与上限が1回あたり1000円になり、全額還元の上限も1回あたり1000円となるなどがポイント。(上記記事より引用)

とのことで、よりマスに普及させたいのと、少額利用かつ日常利用を狙っているキャンペーンになっています。

ですが、少額利用はまさしくスイカが得意な領域であり、勝ち目はあるのかなあと思ってしまいます。
また、日本の学校は携帯を学校に持ち込んではいけないとしている学校も多く、そういう意味でも普及するのかが疑問です。

また今になって、逆の動きも出てきています。

「年をとると手先を自由に動かしづらくなるのでお金を数えることが苦痛なのよ」。都内在住の80歳の女性は財布に現金を多く入れないようにしている。カードなら落としても利用を止められる安心感があるという(上記記事より引用)

確かに高齢者にとってこそスイカやnanacoというような電子マネーが便利な気がします。こう考えると、今の高齢者という層にもQR決済はアプローチできそうにありません。

こう考えると本当にQR決済がヒットするのは、一部の利用シーンと、インバウンドぐらいなのかなあと思っています。
とにかく今後が楽しみです。

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

清原
Twitter→@Takashi0Zo

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