わからない、から逃げてきた。
なんか、ふと気づいたんです。自分のクセに。
「わかっていない」という言い回しをよく使うんです。
「わからない」ではなく。
意味としては大して変わりません。過去形でもないという点でも差はない。でもここに、私なりの大きな抵抗が含まれているなと気づきました。
「わからない」って言いたくないんです。言うのが怖い。
でも、わからないものはわからないので、ちょっとだけ言い回しを変える。
「わからない」は恒常的な感じがするけど、「わかっていない」だと一時的な感じがするからかもしれません。
無意識でやっているけど、こざかしいですね。。我ながら。。
「わからない」を言うことの怖さは子どもの時からのもの。
わからないとか知らないって言うと馬鹿にされたりしたじゃないですか。
いまは、世の中わからないことばかり、謙虚に学ぼうと頭では分かっていても、心の奥底にある恐怖感がちらりと顔を覗かせてしまう。
この先、この怖さを自覚して克服しない限り「わからない」とは素直に言えない。情けない。
「わからない」から逃げない。
人生折り返しを迎えるにあたっての抱負です。
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