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私が私を取り戻すまで〜過去を振り返った今〜Episode1
①中学校卒業時に働き出すことを志したこと
これはまさに当時の解釈と今の解釈、解釈の仕方でこれほど捉え方が変わるのかという出来事でした。
中学校卒業時に親に言ったことは「勉強はもういい、働き出したい」でした。
思い返すと私の記憶にある親から言われたことは「今後のためにも高校は出ておきなさい」でした。
親は私のことを想って言ってくれました。
志したと言えるほどのことではありませんね。
何が何でもやり遂げる意思はなく、自ら
何を言っているんだ
勉強しなくては成功しない
みんなそうしてる
何もしたいことなんかないじゃないか
と言い聞かせ蓋をしてきました。
その後は流されるように生きて大学卒業、就職してあの時に中学卒業で働く選択をしなくてよかったと考え、その種について思考してきませんでした。
今の思考からはその時自分が志したことが大きくクローズアップされ、自由に生きたい意思が当時にあったのだなと嬉しく思います。
自分の限界まで勉強したいという思いがありながらどこでもいいから現役で進学しなさいと言われて浪人することを避け、大学進学したこと。
そして大学で学ぶことをやめてしまったこと。
大学進学したからには自分のやりたいことではなく、就職しなければならないと考えたこと。
就職する前に就職したくない思いから涙したこと。
私の人生尊敬できる親、素晴らしい友人に囲まれ最高の環境でしたが思い出されるのは自分の可能性を信じず、諦めてしまったことです。
その中で分岐点となったのは中学卒業の時に自分の意思を通さなかったこと。
今はその事実を事実として眺めています。
次回は②タイから帰任を申し出たこと です。
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