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田舎で起業した僕がおすすめ!鍼灸・整骨院をやるなら地方がいいよという話

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こんにちは、たかりです。地方の田舎で鍼灸整骨院をやっています。

記事を書く前に少し自己紹介。僕は大阪で資格を取ってそのまま働いていたのですが、結婚を機に地元に帰ることにしました。なぜ帰ることにしたのかというと、ただ地元がいいかなってだけ。マーケティング的に・・・みたいな理由はこれっぽちもありませんでした。地元に帰ってまた一から働くのも面倒だしこの際開業しちまうか!という勢いだけ。そう!若さと勢いだけのアホですね。今思うと・・・

ですので、計算して開業する場所を決めたわけではありません。ただ、地元がいいかなっていうだけ。別に場所はどこでもよかったんです。でも、今となっては田舎で開業してよかったなって思います。その理由を記事にしました。

地方と都会ではどちらが開業するにはおすすめなのか

僕は地方のしかもど田舎で開業しているのでまずは、地方で開業することのメリットとデメリットをお話しようと思います。

地方で開業するメリット

・家賃が安いです。鍼灸・整骨院では固定費の多くが人件費と家賃です。家賃が安いというのは経営する上で大きなメリットになります。初期費用もやすくなるので借り入れも少なくてすみます。

・競合が少ない。もしくは弱め。東京をはじめとする大都市では強豪がひしめき合っていますよね。おぉ〜こわ!規模があり、資金も人材も豊富な敵と真っ向から勝負するなんてキツいっす。

地方で開業するデメリット

・人口が減少していく。地方の多くの場所でこの先人口が減少していくことが分かっています。人口が減るということは患者さんが減るということで僕たちのような地域密着のビジネスからすると1番の恐怖ですよね。ネットビジネスのように全国を対象としているようなビジネスモデルが羨ましい・・・・。

・人材の確保が難しい。地方は専門学校や大学が少ないです。多くの学生は新卒で関西や関東を中心とした都会に就職先を求めます。なかなか地方の田舎に就職してくれる人が少ないんです。僕も大阪に出たので気持ちはすごくわかります。

地方のメリット・デメリットはそれぞれ大きく2つですね。院長先生と受付だけで運営するような一人治療院は「人材の確保」という部分はデメリットになりませんよね。店舗展開をして拡大していくぞっていう方は地方はなかなか難しいです。とにかく時間がかかります。では、次に都会で開業するメリットとデメリットをみていきましょう。

都会で開業するメリット

・人口が減らない。都会は人口が多く、この先も人口減少のスピードは緩やかです。パイがあるということは大きいですよね。

・人材の確保がしやすい。都会には専門学校や大学が複数あります。ということは新卒も多く、学んだ地域でそのまま就職するという学生も多いです。

都会で開業するデメリット

・家賃がとにかく高い。東京の家賃って1坪いくらですか?駅近の好物件なんて恐ろしくて家賃聞けません。もちろん初期費用が高くなりますよね。


こんな感じです。それぞれのメリットとデメリットを入れ替えたような感じになりますね。比べてみて、あなたはどう思いますか?僕は地方で開業していますのでもちろん地方派!ってことで、ここから僕が地方で開業するべきだという想いを一方的に書き殴っていきます。いや、書きなぐって・・・。

開業するなら地方が最強って思う理由

初期費用が安い!まず、新規開業の場合は銀行から借り入れしますよね。(親が出してくれるからっていう人は都会でいいと思います。札束でぶん殴ってくださいな)都会では、家賃が高いので敷金が重くのしかかります。僕の場合は、敷金が6ヶ月でした。家賃が15万だと90万。家賃30万だと180万です。それに、坪単価が高いから店舗の広さが確保できませんよね。僕の理想的には20坪ぐらいがベストです。もちろん店舗が広いと内装工事の費用が高くなりますが、工事は1回切りです。家賃はずっと続きます。

人件費が安い。鍼灸・整骨院の運営上、受付さんを採用すると思います。(完全に一人でやらない限り)地方は、人件費が安いのでパートさんを採用する上でも有利です。しかも、医療事務や整骨院の受付は応募が多く採用に困ることはありません。

保険診療の請求金額は全国どこも同じです!これすごく大きいことですよね。もう一度いいますね。どこの地域で保険診療をしても請求する金額は同じです!この先、保険診療はどんどん規制され、減額されていきますがそれは都会も地方も条件は同じ。固定費が高いのに報酬は同じっていうのは都会がかなり不利ですよね。自費診療に関しては、地域によって差があるとは思いますが、地方だから自費診療がしにくいなんてことはありません。僕の店舗では全国平均以上の単価を取っていますから。つまり、患者さん一人当たりからもらえるお金は地方も都会も変わらないってことです。

集客コストが違う。集客はオンライン(ネット)とオフライン(チラシ等)があります。今や欠かせないのはオンラインでの集客です。ここは話し出すとかなりのボリュームになるので後日、記事にしたいと思います。都会では競合が多く、今からサイトを作って上位表示を勝ち取るのは容易ではありません。となると、アドワーズなどの広告を使うことになります。競合が多いと広告単価は高くなり、一人を集客するコストは上がります。地方では、競合が少ないので自然検索で上位表示を取ることもできますし、広告も単価が低いです。

満員電車に乗らなくていい!!これめっちゃ思うんですが、満員電車で通勤するだけで疲弊しませんか?これがないだけで最高でじゃないですか?痴漢に間違われないように手を挙げたり、リュックは前にして乗るとか気を使ったり、強制的におしくらまんじゅうさせられたり、降りる駅が近くなると自分とドアのポジションを気にしないと行けなかったり。そんな苦痛から開放されるんですよ!一方、地方は車社会なので通勤には車を必ず使います。自分一人の空間で通勤できるんです。好きな音楽かけながら独り言だって言えます。嫌なことがあった日にはシャウトしながら帰れますよ。(ちょっと渋滞があるけどね)ちょっと話がそれましたが、都会は通勤手当として定期代を支給しますが地方ではガゾリン代と駐車場代ですね。まぁ、ここはそんなに変わらないのかなと思います。

まとめ

ここまで、地方と都会で開業するメリットとデメリットを書いてきました。あなたはどちらで開業したいと思いましたか?この記事があなたにとってプラスになれば嬉しいです。

追伸:開業する地域というのは、あなたが住み続ける地域ということです。経営のためだけに好きな地域を捨てるということはお勧めしません。幸せはお金が全てではないですからね。でも、幸せになるためにお金は重要でもあります。僕のように勢いだけで開業することがないようにしてくださいね。


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