結果を手放し、本質を愛する。「勇気」をもって

結果、成果、名声、評価。
そういうものは、やる気を底上げしてくれる良薬になってくれるけれど、重荷になることもある。重たい荷物を背負いすぎると、人は身動きが取れなくなる。

ひらやまさんのnote「スキをもらわない勇気」は、そんな重たい荷物を背負っている人に届けたいnote。

noteを書く時の、ちょっとした不安

文章を書く時間、noteを書く時間がすきです。ただ、公開するまでは少しの不安がある。

ひらやまさんのnoteより

分かるなぁ、と思った。

公開する時、ふとよぎる。
過不足はないか。間違っていないか。おかしくないか。

一度気にし始めると、語尾一つひとつまで気になってしまって、全部が不十分なようにも思えてくる。もういっそ、すべてを書き直しちゃおうかとも。

だから、ある程度のところまでやったら、あとは「結果を手放す」ことも大切。

公開するときに大事に思っていることは「結果を手放す」こと。

自分はできるだけ努力するけど、どんなに努力しても未来の結果を保証できないことを理解すること。

ひらやまさんのnoteより

結果を手放すことは、難しい

言葉にするのは簡単だけど、実際に結果を手放すのは難しい。
特に、良い結果が出た後。ついつい、「もっと良い結果を」と望んでしまう。
その上昇志向はとってもすてきなものだけれど、気持ちが強まりすぎると、そもそも結果を出せなくなる可能性がある。

自分の場合、スキをもらいたいと思うと、文章が書けなくなる。みんなに刺さる文章にしようとすると、だれにも刺さらない文章になる。

ひらやまさんのnoteより

「これだけ勉強したんだから」と受けたテストも一点に一喜一憂するし、「先生に感謝を伝えよう」と立った舞台でも拍手の大きさは敏感に捉えてる。

結果を気にするのは、しょうがない。頑張ったら評価されたいもの。成果を認められたいもの。自分が良いと思って世に出したものは、誰かに「良い」って思ってもらいたいもの。

注意したいのは、結果が目的になること。本来の目的を忘れること。本質を見失うこと。

本質を見失わないために

結果は後からついてくるものであって、先に立ってくれているものではない。そういう「見えないもの」を気にしすぎると、身動きが取れなくなる。

大切なのは、「本質」。行動することそのものに価値がある。

良い点数を取るために、勉強したわけじゃない。褒めてもらえるのが嬉しくて、でも途中からは自分自身、勉強が楽しいって思えていたんだ。
たくさんの拍手喝采を浴びるために、演劇を始めたわけじゃない。演劇の熱量に圧倒されて、わたしも表現したいって思って始めたんだ。

本質に気付くと、「結果」とか「評価」とか「名声」とか、いろんなものから解き放たれる。
がんじがらめになっていた身体が、ふっと楽になる。表情がゆるむ。

「勇気」がすきになった

ひらやまさんのnoteを読んだ時の一番の発見は、「勇気」という言葉がすきになったこと。

もともとすきな部類ではあったけれど、臆病な性格のわたしにとっては、ちょっと縁遠い言葉だった。
でも、勇気は、そんな大それた言葉じゃないのかもしれない。

分からないものを分からないままにする勇気。結果を手放す勇気。自分の気持ちに正直になる勇気。
そういう小さな勇気たちが、わたしたちを支えてくれている。

勇気は、いざと言う時に振り絞る、ヒーローみたいな存在ではなくて。きっといつも草葉の陰から見守ってくれている、隣人のような存在なんだと思う。
これからも、よろしくね。

本質を見失わないために

noteを書くこと自体の楽しさを感じ続けるために、わたしは「見直すこと」と「こだわること」をやめた。
このnoteを含めて、ほとんどのnoteを読み返していない。いわゆる「校閲」「校正」というステップを飛ばして公開している、ということだ。

もちろん仕事として書く時は、めちゃくちゃ見直すけど。暗唱できるんじゃないかってくらい何度も読むけど。
だから、もし何か変なこと書いてたら、ごめん。許してください。

ひらやまさんは、言葉の取り合わせ方が良い。
「勇気」という強い言葉に対して、「すき」というやさしい言葉を合わせられるのも、ひらやまさんのバランスの良さを物語っている。

あ、ひらやまさんが「すき」をひらがなで書くのも、個人的にすき。
やさしいとか、あたたかいとか、ゆるいとか、よはくとか。ひらがなで書くのが良い言葉って、あるよね。

「私のお気に入り #cotree_advent_note 」に寄せて。

cotree advent note は、どれもおすすめ。

どれもおすすめなので、全部書いちゃおうと決めた、
takaren advent note 14日目。


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