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【メタ勉15】メタバースのコンテンツとは何か?報告:ネーミングは「宝島」になりました

記事執筆日 2022/7/20

昭和をテーマにした招待制メタバース「宝島」が9月オープンに向けて動き出します。今回の「宝島」で実現したいテーマはこの3つです。

■メタバースならではの「エンタメ」を作る
◆人と会える仕組みを作る
●メタバースの中で「雇用」を産む

昨今流行りの「NFT」も「Web3」もそれ自体はコンテンツではありません。コンテンツを証明、課金、流通させるための技術です。

それと比較すると「メタバース」とは概念です。この概念を目に見える、体験できるカタチに落とし込んだのが「コンテンツ」です。

加えてメタバース上に3D空間を作っただけではコンテンツとしては片手落ちです。珍しい空間で一度は見てくれても二度目はありません。これからのメタバースの評価指標の1つは「再訪率」になると思っています。

メタバースとは「3Dソーシャルネットワーク」です。つまり人の「交流」があってこそのメタバースなのです。この「交流」部分が最も重要なコンテンツになると思っています。

ちなみに私は独立したての20代の頃はインターネットも携帯電話もなくてFAX全盛の時代だったのですが、当時は不動産開発(都市開発)のマーケティングの仕事をしていたのでこのジャンルは結構詳しいのですが、当時この分野の企画のバイブルとしていた「人が集まる」という本がありまして、

この本は東京の有名スポットである「東急ハンズ」、「キャットストリート」、「Q-FRONT」など現代の東京のカタチをプロデュースしてきた浜野安宏氏(都市開発プロデューサー)が1975年に記した都市開発手法のバイブルとも言える「人が集まる/講談社」という本に大きく影響を受けた記憶がありまして、

この中で「カフェ一軒でもストリートは作れる」と言ってるんですね。つまり出会いの場、出会いの理由、見る、見られる環境があることで「人は集まる」と言ってます。

そして、人が集まれば自然発生的に「ストリートが形成され」、そして「街が造られる」という方程式を提示してくれている本なのですが、

まさしく今回メタバースをゼロから考えてみた時に、メタバース=街作り(都市開発)の方程式は似てるなぁ、と改めて思ってまして、私なりに解釈しているのが以下の2つなんですね。

1つめは「興行」です。まぁ、定番の手法ですが、イベントですね。ただ人(演者やタレント)と会えるという意味合いを強調する意味で「興行」と言っています。メタバースでなければできない「興行」をオープニングで実施する予定です。ハレとケの関係性で言えば非日常の「ハレ」の部分です。

もう一つは今回の私の企画の肝でもある「お店」です。人が集まるエコシステムを作るときに欠かせない要素ですね。ハレとケの関係性で言えば日常の「ケ」の部分です。

イベントや興行はその時々での瞬間的な集まりですが、お店はいつも空いている日常的な「場」です。いつ行っても「誰かがいる状況を作る」という事は、存在する「お店」で誰かが働く状況を作る必要があるんですね。

カフェってそこを経営、運営する人がいるからこそいつでも開いているわけですよね?そこで対応してくれる店員さんは時給をもらって働いていますよね。この状況をメタバースで作ることこそ今回の挑戦テーマであり「コンテンツ」なのではないかと考えています。

なので、今回は「スナック」にチャレンジします。日本では10万店以上あると言われるスナックですがコンビニが約6万店と比較すると多いと思いませんか?

スナックの語源は軽食のスナックです。特に料理がなくても乾き物とおしゃべりとカラオケで成立する形態です。横に座らない対面対応なので風営法も関係ないことからもっとも手軽に取り組める飲食業態であるからこそ地方を中心にここまで発展したのだと思います。

・占い師のママがいるスナック、
・話を聞いてくれるママがいるスナック、
・カラオケが歌えるスナック、
・仲人してくれるスナック、
・語学教室にもなる中国人ママがいるスナックetc..

など多様なママがアバターに扮して対応する場を作りますので「ママ候補」募集します。あ、アバターなので男性ママもOKですw 最終的にはお金を払ってもらえるメタバース上の「スナック」を確立したいので何かアイデアがあればご指導お願いします。

ではまた次回に

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