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【メタ勉07】「メタバース建築家」の時代到来!「アンビルト建築」というキーワード

記事執筆日 2022/5/18

おさらいですが【メタ勉】シリーズは私(このグループの管理人)が「メタバース作ってみた!」というこれからアクションを起こすプロセスをコラムにして学習材料にする取り組みですが、01~06までの基礎編を経て企画編に突入していきます。

で、企画を構成するのはまずアイデアが大事なので、アイデアを出すポイントやキーワードを整理していきたいと思います。

今回は建築!メタバースとは3D版ソーシャルネットワークであり、この新世界となる3D空間を構成するのは空間(街と建築)とアバターです。特に建築は内装外装含めCADデータをそのまま再現できるのでメタバースの空間作りの肝になります。

「アンビルド建築」とは必ずしも実現を目指さない建築デザインのことを指します。建築デザインって、容積率や建蔽率、細かなコスト積算、そして建築基準法という法律の準拠など前提条件の制約が多く、その中でクリエイティビティを発揮しなければならない高度な作業です。しかも「建築士」という資格保有者にしかできない仕事でもあります。

「アンビルド建築」とはこの規制や前提条件にとらわれずに理想の建築デザインを追求する活動であり概念です。東京オリンピックの際、国立競技場で最初のコンペで勝ち抜いて、コスト面で廃案になったザハ・ハディトなどは「アンビルドの女王」と言われています。*こちらのアンビルドは実現しない、というちょっと皮肉が入った使い方ですが。

ザハ・ハディトが設計した建造物

メタバースの中の空間作りってアンビルドの発想がすごく相性が良くて、今後は実際の建築物のデザインだけでなく、メタバース空間に向けた「建てない建築設計」業務、つまり「アンビルド建築家=メタバース建築士」の定義になっていくと思います。

建築、不動産、住宅、若手の設計士の方々にはメタバースムーブメントは大きなチャンスだと思いますね。

さて何を作りましょうか!?ワクワクしますね。

ではでは

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参考:時代が追いついた「アンビルトの女王」ザハ・ハディドの美学 東京建築物語(第6回) | JBpress autographhttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67976

参考:メタバースの中の建築  坂村 健 × 隈 研吾https://www.toyo.ac.jp/.../INIAD-Metaverse_202203.ashx...

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