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【メタ勉12】アンビルト建築家?に「スナック」を作ってもらいました。

記事執筆日 2022/6/24

メタバースの特徴に空間作りがあります。建築設計で使われるCADをそのままメタバースでも再現できる事から現実の建築家の方々の新しいステージになっています。

で、現実には建てないメタバース上での建築家のことを「アンビルト建築家」と呼ぶらしいですね。今回は25歳の若手の建築家に「スナック」の設計をお願いしました。出来上がってきたのが添付の動画です。

25歳の年代だと「スナック」って知らないんですよね。行った事もないという事なので実際に連れて行って店を見せるところから始めました。

CGで空間を作ることの難しさとして直線の多い空間って味気ないんですよね。なので何度もやり直しをお願いして直線をギザギザにしたりして、あえて「古さ」や「小汚さ」の演出にこだわってみました。

店内のディスプレイにはyoutubeを流せるようにしたり、カウンターにはタバコを置いたりしてアバターで掴めるようにしています。カウンターの中のボトルにはアルコールメーカーのスポンサーをつける予定で営業提案に行くつもりです。

ちなみに日本全国に「スナック」は10万店あるのをご存知でしょうか?コンビニの数が5.6万店なのと比較すると多い数字だと思います。

加えて「スナック」の名前の語源って軽食のスナックから来ているんですね。確かに料理を売りにしているスナックは少ない気がします。

要は、スナックを開業するのに特別な技術やノウハウも必要ない事から全国、特に地方での開業が進んだんですね。言うなれば地方の女性の雇用の受け皿になっている側面もあるんですね。

また、スナックの構成はママとカウンター越しに交流できる空間というシンプル構成なので、男性ママや占い師ママ、英語が堪能なママ、そしてカラオケがメインのスナックなど多様なスナックが存在しているのもユニークな点です。

実は、この状況をメタバースで再現できないか?というのが今回のプロジェクトの一つの目標でもあります。「アバター交流」そのものにサービス価値を持たせる事ができるのではないか?という課題を検証してみたいと思っています。酒を飲む、食べるといった物質的サービスは不可能ですが、カラオケや語学空間、占い、相談といったサービス開発に可能性を感じているからです。

「アバターでママになってスナックで稼げる。。。」

もし、この状況を作れるならば新しい雇用が生まれ、外に働きに出れない方々の雇用機会が作れるのではないかと想像しています。

とはいえ、何を売る?いくらで売る?

それって楽しい?決済方法は?ユーザーニーズはある?酒の飲めないスナックに人は集まる?

などなど検証すべき課題は山積みですがチャレンジしてみたい課題です。多くの方々の協力やアイデアを必要としていますのでどうぞよろしくお願いします。

ではでは


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