写実絵を4ヶ月訓練したらイラストのクオリティーが上がった話
写実の絵を描いて訓練
ご存じな方はご存じかもしれませんが、わたしは、イラストのほかに写実系の絵も描いています。活動は分けているので、snsにはほとんどあげてないんですが。
ここ3・4ヶ月ほど、イラストの展示会はお休みして、ずっと写実の絵を描いていました。
というのも、イラストだけ描いていると、インプットが足りなくなってきたような気がしたからです。
あと、イラスト展示会のスケジュールを詰め込みすぎて、ちょっと疲れたので休憩したいと言う気持ちもありました。
展示会をお休みしている間、写実の絵を描きながら、どんな訓練・学習をしていたかと言うと、
1 背景の描き方
2 後ろにあるものを後ろにあるように表現する描き方
3 明暗の表現
4 光をどのように表現するか
5 色によるコントラストの高め方
6 水彩の筆の扱いに慣れる
と言うあたりでしょうか。
ちなみにこれは、それぞれその特訓をしたと言うものではなく、絵を描いていく中で、学んだのはこういうことだったと言うことです。
久しぶりに展示用のイラストを描いてみたら?
しばらくそうやって、イラストをお休みしていたのですが、だんだん疲れも取れてきて、久しぶりにイラストを描いてみました。
展示会用のイラストは久しぶりなので、前よりへたくそになってたらどうしようと思ってたのですが、前よりクオリティが上がっていて、ほっとしました。
具体的には、
1 水彩の筆の扱いに慣れた
2 人物のバランスが良くなった
3 明暗の付け方が前より良くなった
4 絵の中で、奥行きを意識して描くようになった
あたりでしょうか。
イラストをお休みしてしまうと、イラストが描けなくなるのではないかなと心配していました。
でもインプット不足な感じがひしひしとしていたので、お休みしたのですが、イラストをお休みしても、写実を描いてたら、訓練は互換性があると感じたので、少しほっとしています。
これなら、イラスト展示会参加と写実系の絵を描くのを両立できそう。
自分の場合、写実系の絵を描くことが、イラストの絵のクオリティもあげることになるのがわかったので良かったです。
描くことも、見ることも一期一会
そして、昔描いた、いくつかの原画を処分しました。
発表したのも、発表できなかったものもありますが、落書きや下絵すら捨てずに保管していたため、原画がだいぶたまってきて、もういいかな、と思えるものを処分しました。
描いたものはどんどん出していくスタイルなので、どうしても、数年経つと、今の自分がもう一度展示するのは難しい絵というのは多かれ少なかれ必ず出てきます。
真摯に描き続けていれば、多少の後戻りは経験するとしても、前進しないことはないと思うので、自分の描く絵も、見る目もクオリティは上がっていきます。
その時、その時発表した絵に後悔はありませんが、常に変化し続けている今から観ると、それは、常に過去のある時点での絵なのです。
絵を描くことも、見ることも、きっと一期一会なのでしょうね。
今この時に、この絵を描けること、見ていただけることを、感謝したいと思います。
人魚・妖精展2018に出展します!
ということで、グループ展の宣伝です!
今回描いた最新作は、2018/8/2-6に東京自由が丘のギャラリー、ART FORUM ONE’S自由が丘で開催される、人魚・妖精展2018で展示します。
自宅印刷したポストカードも3種類5部ずつですが、展示会場で販売しますので、良かったらお買い求めくださいね。
人魚・妖精展2018の開催要項はこちらです。
良かったら、ご覧いただけると嬉しいです☆
今後の展示会スケジュール
なお、今後の展示スケジュールですが、現在ほぼ確定なのは、
9/1-9/12 名古屋:つくし賞:セントラルギャラリー
です。名古屋初上陸!
テーマはおみやげで、展示会場が人通りが多い場所みたいなので、今回は素の流星くんを投入して、名古屋の女子が思わず足を止めてしまうような美形を描けるように頑張りたいと思います。
あと、東京での展示は、11月に予定されてるっぽい「Travel to Fantasy 03」に出すことができるといいなあと思っています。
写実が好きとか言いつつ、ファンタジー好きなんですよね。
実在しない妖精王や魔道士をどうやって見て描くんだよ!と、毎回思いますが、それはそれ、これはこれ。人生とは矛盾に満ちたものなのですw
ではでは、よろしくお願いいたします!
いつも応援ありがとうございます。 サポート大歓迎です。