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DOG祭り④

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ダックスのCOCO、MIX犬のドン、ダックスの2匹組の内1匹、着々と里親は決まっていったが、決まったからといってすぐにお渡しできる訳でもなく。

狭い我が家はもう子犬だらけ。自由に動き回っているので人間が気を遣って歩いている環境だった。

事故現場に貼った、ここに犬を捨てないで、の張り紙は残念ながら効果がなく、

ポメラニアンを保護した1週間後、

次はコッカスパニエルの子犬が置かれていた。また家の中は賑わいをみせた。

写真は左上がそのコッカスパニエル。右上は先日のポメ。左下はダックス2匹組の1匹。

※実際の写真

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なんと、、その数日後には真っ黒のダックスの子犬が置かれており、、もちろん保護して、最初からカウントして8匹目! もう事件レベルだった。


このダックスの子犬は「クララ」と名付けた。

家に連れてきて床にポンと置いてみると、立てないのだった。先天性の様で下半身に力がうまく入らない様だった。このままでは里親も見つからない。

いつか立てる様になる祈りも込めて名前は「クララ」。

妹は献身的に毎日クララの足をマッサージしたり屈伸させてあげるなどリハビリを重ねた。

3週間が過ぎた頃、献身的なケアのかいあって、本当にクララは立った!

(あ。あのクララの様ではなく、もちろん四足で(笑))

※実際の写真


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不自由な足でもまわりの子犬と対等に遊び喧嘩をしていて、しっかりした性格の子だった。

やがて、クララにも素敵な里親が見つかってもらわれていった。

一方里親待ちの子たちは我が家で好きな様に過ごしていた。

※実際の写真(ダックス)

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もう、、いよいよ我が家は引っ越しを考えていた。このペット不可であるマンションでの生活は無理があった。思いきってペット可のマンションへ引っ越そうと。

この頃、母は祖父の体調が悪くなって帰省してしまい、私は子犬にまみれながら仕事に事故の処理に一日があっという間であった。

人間の子供と同じで目が離せない子犬たち。物件を探すにも置いていけず、私と一緒に不動産屋で打ち合わせをした際の写真。

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それから、献花をそろそろ止めようということになった。献花を毎日している為、捨てる人間はそれを見て、必ず毎日人が来ると計算し捨てたはずだ。

父のことは自宅で冥福の祈りを捧げることとして、8匹目のあたりから私たちは献花を止めた。




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