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スマホの存在を見えなくすると、集中力は【10%】上がる

おはようございます。
「魔法の宝地図」の著者、望月俊孝です。

1.スマホがあるだけで消費される認知力

あなたは、スマートフォンは
持っていますか?

もちろん僕も愛好者です。

現在においては、
スマホは単なる電話でも
カメラでもありません。

いわば僕らと世界をつなぐ
出入り口の1つになっています。

でも・・・

実は、それが新しい問題を
生み出しています。

2017年、カリフォルニア大学の
クリスティン・デュークをはじめとした
4人の若手研究者はこんな研究結果を
発表しました。

プレゼンテーション1

研究チームは、2週間にわたり
合計485人の学生とともに
実験にのぞみました。

まずは、彼らのスマホを
すべてサイレントモードに
してもらいます。

呼び出し音も振動ない
「気になる要素がない」状態です。

その上で、スマホの置き場所によって
被験者を3つのグループにわけ
認知力テストを受けてもらいます。

プレゼンテーション1

さらに
「実験中に何度スマホの
ことをが頭をよぎったか?」
などといったアンケートをとります。

結果は、衝撃的でした。

2. スマホが席を外すと、集中力が戻ってくる

最も目に入りやすい机に置いた
グループAの平均スコアは
【30.5】でした。
これに対して、ポケット・バックに
入れたグループBの平均スコアは
【31.2】でした。
そして最も物理的に引き離された
グループCの平均スコアは
【34】でした。

つまり・・・

プレゼンテーション1

もっとも日常においては、
通知の振動や点滅もあるので
これ以上の低下は容易に考えられます。

さて、僕らの日常を思い出してみましょう。

枕元にスマホがある
人と話している席にスマホがある
仕事や勉強机にスマホが置かれている
散歩や外出でも撮影用にスマホを持ち歩く

今や日常のどの場面にも
スマホは登場します。

もちろん、それを
いっさいやめることは
現実的ではありません。

研究チームは、スマホからの
物理的に離れる時間をすすめています。

本当に集中したいときは
本当に大切にしたい
ときだけで構いません。

スマホに「席を外してもらい」
別の部屋で休んでもらったり、
家でお留守番してもらいましょう。

集中力の密度に驚くことでしょう。

スマホに席を外してもらうと
集中力は戻ってくるのですね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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