PART3 株式会社TDK「M&Aを成功させ続ける手腕」 経済ジャーナリスト 財部誠一 HARVEYROAD JAPAN 2020年10月30日 08:15 M&Aで「変化し続ける」ことは日本企業がもっとも不得意とするところ。日本一のM&A巧者はカリスマ経営者、永守重信氏ひきいる日本電産だろう。コロナ禍にもかかわらず21年3月期決算は増収増益になるというのだからおそれいる。日本電産とまではいかないが、TDKも日本企業には珍しいM&Aで変化し続けてきた企業である。成功の秘訣はどこにあるのか?「買収先は長年のパートナーであったり、同じ業界にあって補完関係にあったりなど、土地勘のあるところばかり。飛び地のM&Aはやってはいけない」石黒成直社長の言葉だが、TDKの凄いところは買うばかりではなく「事業の切り離し」も頻繁に繰り返していることだ。目をひかれるのは「事業切り離し」基準である。「相手が幸せになれるかどうかです」まさに共感経営! #ビジネス #テクノロジー #リアルビジネス #TDK この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート