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あの夏のルカ

こんにちは!Takaraです

今回はディズニー&ピクサー映画『あの夏のルカ』についてレビューしていきたいと思います!

【概要】長さ:1時間36分 / 見放題:Disney+ / レンタル:なし

ざっくり第一印象は『リトル・マーメイド』を友情物語に変換したものだと思いました。

物語としてはよくある、異民族の対立とその両者の関係がよくなるものでして、それに付随して好奇心による反抗期ですとか、異文化への憧れなどいろんな要素が見えてきます。「好奇心による反抗期」なんて、まさにアリエルですよね。親に叱られながらも人間に興味を持つというね。

ただアリエルと違うのは予告編にもあった通り、ルカたちは「シーモンスター」と呼ばれる種族でして、陸にあがると人間の姿になり、少しでも水滴が付着すると、その部分だけシーモンスターの皮膚になる特性を持っています。海から陸に上がると人間のような姿になるという境界線はある種『進撃の巨人』の壁のようにも感じました。ただ、なぜ人間の姿になれるのか、元は人間なのではないか。など、まだ謎が残ってる部分もあります。

※本編で言ってて見落としていたらごめんなさい。時間あるときにまた観ます。

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「好奇心による反抗期」について追記で、まず本作のチームが『リメンバー・ミー』のスタッフと言うことでですね、思えばその作品の主人公「ミゲル」も親に音楽を禁じられて反抗していたんですよね。ミゲルとルカ、2人の反抗には共通点があって「好きなものを禁じられた」から反抗しているんですね。更に2人とも、それを好きでいることが正しいと信じています。

ミゲルは「音楽を好きでいることが正しいと信じている」その結果、家族のひいおじいちゃんに対する誤解が解けました。

ルカは「人間に興味があることは悪いことじゃないと信じている」だから・・・

アルベルト

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ルカと同じシーモンスターのアルベルトという少年。同じ人間好きとして意気投合して親友になって、一緒に冒険するんですけど、彼がめちゃくちゃ良いヤツでしてね。下手すると主人公のルカよりもいいヤツなんですよ。もちろん、ルカにはルカの葛藤や人生があって、何とも言えないのですが。とにかく彼に注目して鑑賞しても面白いと思います。

個人的にアルベルトでとても印象的なシーンがありまして、凄くいいシーン、彼にとってはよくないシーンでネタバレはしたくはないんですけど、ヒントとしては予告編の後半(1分55秒)、ナレーションのそのセリフにルカとアルベルトのカットを当ててきたか~という感じで、やっぱり作りが上手いなと思いました笑

その例のシーンでは流石においまじか!と思うと同時にピクサーこういうシーン描くのかととにかく驚きました。

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ルカとアルベルトは町に出て、予告編にもでてきたジュリアという女の子と仲良くなります。ここで面白いのが彼女のお父さんが漁師でして、魚を一緒に獲りに行くんですけど、ここで私たちの知っている所謂「魚介類」とシーモンスターはどうやら違う種族というか分類らしいんですね。感覚的には「ポケモンの世界で人間がポケモン以外の生き物を食べる」みたいな感じだと思います。とはいえ、獲りに行く時に多少動揺はみせるんですけどね。

ひとまずここで終わります。また追記や、既に観た方向けの投稿もしようと思いますので、定期的に見に来て頂けると喜びます。

よろしくお願いします!

ではでは・・・

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