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1−8 先進国は国の借金を増やし続ける

これまでに、
国債の発行や、
中央銀行の買取などの説明を行なってきました。

では、
外国の国はどうなのでしょうか?

結論としては、
同様に借金を増やしている国もあるが、
多くない。
といわれています。

というのも、
・国によって経済規模
・財やサービスの生産能力
などが異なっているためです。

ただ、
日本のような先進国においては、
国の借金を増加させ続けるのは
普通のことなんです。

アメリカ、中国、イギリスなど
経済規模がトップクラスの国々も
国の借金は増え続けています。

中央政府の国債や
民間銀行の国債購入など
基本的な仕組みは同じです。

これらの国々の
重要な共通点は、
・自国通貨を持っていること
・自国通過建ての国債を発行していること
です。

自国通過建て国債は、
日本政府と日銀のように
中央銀行が国債を買い取れば、
返済の必要性が実質的になくなるためですね。

そうなると、
国の借金自体の額自体は気にする必要はなく、
中央銀行が通貨を発行できることから、
財政破綻は起こり得ないです。
※財政破綻の定義を国債の債務不履行とする

次回もお楽しみに!


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