自転と公転～身体の仕組み、宇宙の不思議

今、頭の中をグルグルている言葉がある。

マワリテメクル

全てのものは自転しながら公転しているらしい。
なんのこっちゃと思うだろう。

今読んでる本がこれ。

マワリテメクル小宇宙～暮らしに活かす陰陽五行/岡部賢二著

この本を読むきっかけは、身体と陰陽五行の関係が知りたかったから。

大自然の中にはダイナミックなエネルギーの循環があります。水が太陽の熱で蒸発すると雲ができ、雲が発達すると雨を降らせ、雨は大地を潤し、植物は水を根に蓄えて、葉から水を空気中に放出するというように。水も絶えず地球上で循環しています。一日にも朝昼夕晩という循環があり、季節は春夏秋冬で巡っています。また地球は自転しながら太陽の周りを公転していますし、太陽系自体も自転しながら銀河系の中で公転しています。宇宙も循環しているのです。

マワリテメクル小宇宙

なんかすごい。
自然の摂理という大きなもの。
私たちも、浮き沈みしながら揺らいで、上へ上へ螺旋に回転しているのだろうか。
繋がりやご縁。

エネルギーは流れが滞るとバランスを崩します。水は滞ると腐りますし、人間の血液も滞ると病気になります。宇宙に存在する全てのものは全てマワリテメクル、言葉を換えれば、自転しながら公転しているのです。人間も家族単位で自転しながら、社会の中で公転しています。人間の体内ではエネルギーが各臓器で渦巻きながら五つの流れで循環しています。

マワリテメクル小宇宙

最近は物事の道理が知りたいと思った。
身体の症状でも不定愁訴と言われるものはなんだろうか？
たしかに、わたしは気を遣いすぎたり、ストレスを感じると胃に不調をきたす。
しかし、胃カメラをしても異常なし。
そういうときはどうしたらいいの？というところが知りたかった。
人間の身体にも、マワリテメクル仕組みがあるらしい。
だから、胃が悪いからといって胃だけみていてもわからない。

人間の臓器は、役割分担をしながら、それぞれの働きを担っています(自転)自律神経系は「肝臓、胆嚢系」と、循環器系は「心臓、小腸系」と免疫系は「胃、脾臓系」と、リンパ系は「肺、大腸系」と、内分泌系は「腎臓、膀胱系」と密接に関係しています。そしてそれぞれの役割もまた人間全体の機能の中で循環(公転)しているのです。

マワリテメクル小宇宙

私たちの臓器も互いに影響しあい、助け合い、痛みや、不調のシグナルをだしてるんだなぁ。
まずは、シグナルに気づくことが大事。
その次は、じゃあどうするか？
だなぁ。

お読み下さりありがとうございます。