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Part118:【こんなカテゴライズも良いんじゃない?】東野圭吾の「タイトル2文字の作品」

皆さんごきげんよう!清水です(≧▽≦)

以前、東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズについて紹介しました!
刑事、加賀恭一郎が様々な事件を解決する、人気シリーズになっています✨

東野圭吾さんには他にも面白い作品がたくさんあります
今回はその中でも「タイトルが2文字の作品」を何作か紹介したいなと思います!
恐らく上記のようなカテゴライズをすることは無いのですが、個人的に興味深い作品がたくさんありますので、この内容で紹介していきます✨

では早速、本題に参りましょう!


宿命

まず最初に紹介するのは「宿命」
1990年6月に単行本が発売された作品です!

引用元:Amazon

学生時代ライバルだった2人が、「事件の容疑者」と「その事件を捜査する刑事」として、10年ぶりに出会うところからスタートします
また、刑事・和倉勇作の初恋の女性は、事件の容疑者である瓜生晃彦と結婚していました

事件を捜査するにつれ、自分たちの学生時代の秘密が明らかになっていきます
2人には本当はどんな関係があったのか、皮肉な運命を描いた作品です✨

最後は「そういうことだったんだ!」となるストーリーになっていて、読んでみると驚きの多い作品です!
推理小説としてかなりおもしろいので、ぜひ読んでみてください♪

分身

続いて紹介するのは「分身」
1993年9月に単行本が発売された作品です!

引用元:Amazon

自分とそっくりな大学生・双葉をテレビで観て、驚く鞠子
一方、双葉もとある事件をきっかけに、自分の出生のルーツを探るようになります
果たして、2人にはどんな関係があるのか、2人の出生にはどんな秘密があるのか、それを探るストーリーになっています!
サスペンス色が強い作品です

驚きなのがこの作品が1993年に発売されたこと!
今ほど科学技術が発展していないこの時代に、分身のストーリーを作ることができるのがすごいですね✨

変身

続いて紹介するのは「変身」
1991年1月に単行本が発売された作品です!
先ほどの「分身」とタイトルが似ていますね♪

引用元:講談社BOOK俱楽部

この作品は「脳の移植手術」について、描いた作品になっています!
主人公の成瀬純一は、強盗事件によって脳に銃弾を受けてしまいます
その後、世界初の脳の移植手術により、純一は無事一命を取りとめ日常生活に戻ることができました

しかし、以前までの自分とは性格が変わっていくことを実感していく純一
今までの自分とは明らかに違うことに困惑を感じ始めます

自分の脳のドナーはいったい誰なのか?
それを突き止めていく、こちらもサスペンス色の強い作品です

手紙

最後に紹介するのは「手紙」
2003年3月に単行本が発売された作品です!

引用元:Amazon

この作品はミステリーやサスペンスではありません
家族(兄弟)が犯罪者になってしまった、直貴という青年の人生を描いた作品です

就職・夢・恋愛…
直貴が何かをつかもうとするたびに、「犯罪者の家族」というレッテルが付き纏います

「人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。」
犯罪加害者の家族を真正面から描いています

ドラマ化もされたこの作品は、本当に感動します!
学ぶことも多く、「自分だったらどうするだろう」といった視点で読んでみるのも面白いかもしれませんね♪

最後に

今回は東野圭吾のタイトルが2文字の小説について、紹介しました!
この他にも「秘密」「魔球」といった作品もあります
「読書の秋」も近づいてきましたので、ぜひ読んでみてはいかがですか?

ではまた次回の記事で!

☆Hasta luego!☆

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