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Part107:アントワーヌ・グリーズマンから学ぶ、仕事の姿勢

皆さんごきげんよう!清水です(≧▽≦)

今回は、とあるサッカー選手について紹介したいと思います!
その選手は「アントワーヌ・グリーズマン」
レアル・マドリーのライバルであるアトレティコ・マドリーにて、エースの役割を担う選手です

引用元:超WORLDサッカー

22-23シーズンはチームの要として活躍し、公式戦48試合で16得点19アシストを記録するなど、まさにMVP級の活躍をしました!
カタールW杯でもフランス代表として出場し、チームの準優勝に貢献しています

レ・ブルー(フランス代表)でも活躍中
(引用元:footballista

そんなグリーズマンですが、過去にはアトレティコのサポーターから嫌われている時期がありました
当時はブーイングや罵声が鳴りやまない、ということもありました

しかし、自らの力で再度サポーターの信頼を勝ち取り、今ではチームになくてはならない選手となっています✨

今回はそんなグリーズマンについて、
・何があったか
・どうやって信頼を取り戻したか
・僕らが活かせることは何か

を投稿したいと思います!

では早速、本題に参りましょう!


①何があったか

実はグリーズマンがアトレティコ・マドリーに加入するのは、2度目のこと

彼の経歴は下記になります
2009~2014:レアル・ソシエダ
2014~2019:アトレティコ・マドリー
2019~2021:バルセロナ
2021~2023:アトレティコ・マドリー(21~22はレンタル移籍)

2014~19の期間も、アトレティコで大活躍していました
(引用元:the WORLD

転機となったのは2019年のバルセロナ移籍
第一期のアトレティコ・マドリー在籍時もエースだったグリーズマンのバルセロナ移籍は、サポーターに衝撃と悲しみを与えました

エースとしての愛情はもちろん、当時からリーガ三強のライバルであったバルセロナには、行って欲しくないという思いが大きかったのでしょう

最終節にはサポーターがブーイングと「ここから出ていけ」という意味のチャントを浴びせるなど、完全にヒールとして移籍することとなりました…

グリーズマンのバルセロナ移籍は、
サポーターに大きな衝撃を与えました
(引用元:footballista

ところが、グリーズマンはバルセロナでも苦労することになりました
バルセロナのスタイルに合わなかったこと、メッシやスアレスのプレースタイルに合わせる関係で、慣れないポジションでプレーすることが多くなるなど本来の力を発揮しきることができませんでした


その結果、全く活躍しなかったわけではないのですが、移籍金の高さ(約1億2,000万ユーロ)も相まって、「失敗」の烙印を押されてしまったことになります

2シーズン目も思うような活躍できなかったグリーズマンは、レンタル移籍という形で2021年に古巣のアトレティコ・マドリーに復帰することとなったのです

2021年にレンタル移籍という形で、
アトレティコ・マドリーに復帰しました
(引用元:GOAL

②どうやって信頼を取り戻したか

アトレティコ・マドリーに復帰したグリーズマンですが、復帰当初は懐疑的なサポーターも多く、信頼はあまりありませんでした

やはり、「バルセロナに移籍した」という事実が、多くのサポーターから受け入れられなかったのだと思います
サポーターからブーイングや罵声を浴びせられることも少なくありませんでした


そんなグリーズマンがどのように信頼を回復したのか、それは「姿勢」と「結果」にあると思います

最近、アトレティコのジョアン・フェリックスという選手が、チームやサポーターから信頼を失いつつある状況に対して、彼はインタビューで下記のように答えていました

「僕自身は今の彼と似たような状況を乗り越えてきた。自分が望んだことによってアトレティコに損害を与えてしまった以上、唯一の解決策はチームのために懸命に働くことしかない。黙って働き、コーチ陣の計画に従うことが最善の道だ」

「僕が言えるのはこれだけだよ。これがジョアンの軌道修正に役立つことを願っているけど、簡単じゃないはずだし、まずはドレッシングルームで何かを示す必要がある。とにかく僕たち全員が懸命に働くべきなのは間違いない」

引用元:超WORLDサッカー

まさにこの言葉に、グリーズマンの仕事に対する思いや熱意が表れているのではないでしょうか?
失った信頼を取り戻すには懸命に働くこと、そして結果を出すこと、これしかないのかなと思います

実際復帰1シーズン目のグリーズマンは、チームのためにハードワークを行い、得点こそ少なかったもののチームに貢献しました!
その結果、当初は懐疑的だったサポーターからも拍手をもらえるようになるなど、徐々に信頼を回復するに至ります

復帰当初はあまり状態が良くなかったものの、
シーズンを追うごとにコンディションを上げていきました
(引用元:the WORLD


そして復帰2シーズン目
ここでもグリーズマンは、苦境に立たされます

レンタル移籍のグリーズマンには、「買取義務条項」というものが付帯されていました
簡単に言うと「この条件を満たしたら、無条件でこの金額で買い取ってくださいね」ということです

グリーズマンに付帯された条件とは「出場時間」
一定の出場時間を超えた場合、アトレティコはグリーズマンを買い取る義務が発生する、という条項です

当時、アトレティコは財政状況が良くなく、バルセロナから提示された買取金額はかなりの負担になっていました
そのため、アトレティコとしてはグリーズマンの出場時間を制限するしかなかったのです

その出場時間は「1試合当たり30分」
サッカーは1試合が90分であるため、残り30分から試合に出ることになります
実際この時期は、60分過ぎからグリーズマンを投入する、という状況をよく観ました


しかしこの状況でもグリーズマンは、今までと変わらず、いやそれ以上にチームのためにハードワークを行いました
後半から投入されたグリーズマンが先制点を決める、なんてこともありました

特に2022年はカタールW杯もあったため、コンディションを上げるために少しでも多く試合にでたかったはずです
それでも不平不満を言わず、限られた時間で最大限のパフォーマンスをし続けました

その結果、アトレティコの交渉もあって買取金額が下がったグリーズマンは、2022年10月10日に正式にアトレティコに復帰することとなったのでした
まさに、グリーズマンの姿勢と結果がつかみ取った結果と言えます

グリーズマンの姿勢と
アトレティコへの完全移籍を勝ち取りました!
(引用元:DAZN

完全移籍後のグリーズマンはそのまま活躍し続け、最初に紹介した48試合16ゴール19アシストというキャリアハイの数字をたたき出しました!

23-24シーズンも好調な走り出しを見せたアトレティコとグリーズマン。
ライバルチームではありますが、今シーズンの活躍にも期待です✨

③僕らが活かせることは何か

さて、ここまではグリーズマンの過去と現在を紹介してきました
ここから、僕らが自分たちの生活で何が活かせるかを書きたいと思います

僕らが活かせることはシンプルに1つ
「信頼を得るためにはハードワークと成果が必要である」
ということかなと思います

グリーズマンはマイナスからのスタートだったわけですが、基本的に人間関係の構築は0からのスタートになります

そこでいち早く信頼を得るためには、まずはハードワークすること
自分の仕事の態度で、相手からの印象をよくすることが大事かなと思います

引用元:Team Hackers

そのうえで目に見える成果を出す
これが信頼を得るために大事なことだと思います

当り前のことですが、逆にこれ以外で信頼を得るのは難しいのではないでしょうか?

グリーズマンの移籍にまつわる話から、信頼を得るために必要なことを学ぶことができたと思います

最後に

今回はアントワーヌ・グリーズマンについて、記事を投稿しました!
本当に良い選手なので、興味を持った方はぜひ応援してください✨

ではまた次回の記事で!

☆Hasta luego!☆

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