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マスカルポーネのプリン

デザート用に買ったマスカルポーネ(イタリア クリームチーズ)が余っているが、そのまま放置すると駄目になるのが予想される。ホットケーキ用に買った牛乳も使わないで余っている。(普段は牛乳飲まない)

遠くに住んでいるFB友達がこれを作ったと書いてあったので、少しレシピは違うがプリンを作ってみる。初めて作る料理の場合は、色々と調べると色々な人が色々な事を書いてあってどれを信用していいのか分からない。本当は分からないのは嘘で、自分の勘を信じてレシピを選択したり、レシピを融合させて自分の作り方を導き出す。味やら完成図を予想できるのは重要なポイント。これは経験と直感力によるものだと思っている。

生クリームを入れる作り方が多いのだけど、余り物を処理するためなのでこれ以上経費をかけたくない。生クリームの分を牛乳にして対応する。500gパッケージの半分を使えば次回同じのも作れるし他のも作れる。(→余りの牛乳で聘珍樓の杏仁豆腐を作った)

あと、手間をかければ丁寧に作るもの出来るけれども、今回は手間をかけずに最低の努力でそれなりの味になるようにやってみる。

●材料

マスカルポーネ100g

卵3個(全卵) 硬いのが好きな人は4個

砂糖20g  →結果甘くなくてこれでは少ない(40g〜50gがいいかも)

牛乳250cc →牛乳減らして生クリームを入れるとコクが増すはず

+ カラメル用砂糖少々(目分量)


●ポイント

分量は計っておいて、足してゆくのが本来の作り方なのだろうが面倒なのとエネルギーをかけないで作るのでこうやってみる。こういう風に作ると、こういう風に不味くなるという指摘があったら教えてほしい。これを読んでいる人はプロも多いからねぇ・・・


●作り方

ボールをデジタル秤に置いて、リセットしてゼロにする。

マスカルポーネを100gほど入れる。

その上に砂糖を20g入れる(少なすぎ失敗→40g推薦)

秤から下ろして、泡立て器(手動でOK)で混ぜる。中にマスカルポーネが入ってしまってなかなか混ざらないがボールにぶつけながら外に出して大体混ぜる。あとで液体を入れるのであんまり努力しないでいい。

本来は別に溶いておいて少しずつ混ぜる卵は、まだ固まっているマスカルポーネ+砂糖の横に3個入れる。

叩いて泡立て器に入り込んだのを叩いてどかしてから卵を混ぜる。この時、マスカルポーネのかたまりは横にやって混ぜないようにする。卵が混ざったらすこしずつかたまりを溶かしていって全体を均一にする。ダマができるはずなので、ダマもなるべく溶けるように書きまわす。このあと牛乳を入れるので少しぐらいダマが残っていてもいい。

撹拌に満足したら牛乳を250g入れる。この時かなりシビアにしたかったら再び秤に乗せて足し算でもいいしゼロリセットでもいい。ちなみに、250ccは250gではないからね・・・水の場合は同じだけども牛乳なら少しは違うかも。調べたら牛乳の比重は 1.027〜1.035 (平均 1.032(15℃) だって、1リットル1032g、ほとんど同じということだ。

長めに撹拌していると、ダマもなくなりこれでよい。気になるようだったら網でこしてもいい。

格好をつけるためにカラメルも作る。本来大量に作って底に一面に敷くように入れるのだろうけれど、ちょっとだけ色づける。ちなみに私は小学生低学年の頃からカスタードプリンを作っていたので、カラメルは少し得意。水は入れないかほとんど少しにしないと茶色くなるまでに時間がかかる。砂糖は温度で溶けるんだ! 焦げすぎると失敗なので薄ーく色がついてきたら調整して希望の色に収束させる。

作っただけ型の底に流して、材料を入れる。カラメルは固まっているが材料入れても溶けて流れてしまわないので大丈夫。少なくても最終には均一になるのでそこも適当で大丈夫。

大きめの水を入れるトレーに水を入れてオーブン45分、150度の予熱をする。所定の温度になったら、材料を入れた型をいれてスタート。一応気になる人は時々見てもいいけど、見なくても150度では大幅には焦げないし、スも入らない。焼き上がってもかなり柔らかいはず。水蒸気は垂れてこないので、材料に蓋は不要。

これにて完成。


表面微妙に焦げて良い感じ。型から出してみると、イタリアのトラットリアで食べるプリンのようだ。適当に垂らしたキャラメルも綺麗に広がる。見た目は合格。

カット面も予想通りなめらかで合格

味は不合格・・・・ではなくて、美味しいんだけどもっと砂糖が欲しい所なのと(50gと書いてある所20gしか入れなかった)、キャラメルも多ければもう少し甘くなる。かなり合格だ。

更に! マスカルポーネは実験で買ってきた雪印のやつを使った。これはメインで使ったデザートでは不評だったので、余っていたというわけ。ちょっとねっとり油っぽいのがダメね。それが好きな人にはいいのかもしれないが、やはりイタリア製で水色のZanetti ザネッティーの方が美味。(カルディーで売ってる場合がある)

つまり次回に違いを作るのは砂糖の量とマスカルポーネを変える。更にパラメータを一気に変えるならば生クリームもいれてみるのと、卵を3個から4個にすることでもう少しどっしり固くなる。しかしながら一気に変えてしまうと何が原因で味が変わったのか分からなくなるのでパラーターは一つづつ変えるのが実験の基本。

↑こんな風なレシピ本を書いてみたいの (途中の写真や動画を撮るの忘れたけど)。傲慢な文章は嫌う人も多いだろうけど、理論的な内容やこの高雄節を好きな人もいる。美味しいのが作れたら、100円でnoteで売ってみるかな・・・


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