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「よそモノ目線の思考」。値上げとデジタル化でもっと稼げる地方リゾートの魅力 #160

連休中、子どもを連れて山梨県にあるスキー場「ふじてんリゾート」を訪れました。

富士山を観ることができて、都市部から1時間半程度で来れるという地の利もあり、インバウンドの観光客、都市部からのスキー客で大賑わいで、人が溢れ返っていました!

続々とと押し寄せるもインバウンド観光客

さぞかし儲かっていることでしょうと思って観察していると、驚くほどにマネタイズポイントを逃しまくっており、よそ者である私は違和感を感じまくりました

木下さんがnoteで指摘されているとおり、本当に「よそ者」や海外の方からの価値の再発見が重要だと感じます。

経営の基本に則って、マネタイズポイントをきちんと作っていき、デジタル化を進めることで余裕で5倍は稼げると思います。

そこで、今回訪問してみて気づいたことを踏まえて、勝手にふじてんリゾートさんを分析し、もっと稼げるリゾートにするための提案をしたいと思います。(富士観光開発さんからは何も頼まれていません笑)

問題点の気づき、ここが変だよ「ふじてんリゾート」

◎ゲレンデへの入場無料の衝撃

スキー場はリフト券で稼ぐものという固定観念、昔ながらの常識が根強いのか、マネタイズポイントを逃しまくっています。

現地に着くと、観光バスで続々と押し寄せるインバウンドの外国人観光客はスニーカーで来ては、入り口から入ってすぐのエリアで嬉しそうに記念撮影をしてきました。雪や富士山を背景にして写真を撮ることに価値を感じています。しかし、ここにはまったくマネタイズの仕掛はありませんでした。

まず、スキー場への入場料自体は無料になっています。あくまで、リフト券が主力のため、雪がある景色、スキー場というリゾートの雰囲気、富士山が観えるという景観そのものの価値を過小評価しています。

旗を持ったガイドの方が外国人の観光客を誘導

本当にもったいないすぎる、お金を持っている人が来てくれて、喜んでいるのに、お金を使ってもらわないなんて、商売としてもったいなさすぎる。。

◎安すぎる駐車場

大人気ゆえに、駐車場に入るまでも1時間待ちでした。

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