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問題もよくあるらしいイタリアでアパート購入しましたが…

Buongiorno !
以前ブログで書きましたが、前に賃貸で住んでいたアパートを家主が売るということで、これから何度も引っ越しをするのも嫌なので、ミラノ郊外にアパートを購入することにしました。

引越しをしたのはいいけれど、いつから新しい家に住めるんだ?

平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリアの生の情報をブログで発信しています。

以前住んでいたところは、スーパーマーケットも近くにたくさんあり、私の携わるファッション関係のショールームや展示会なども近くでやっていて、それにエリア的にも割と静かなところなので、引っ越すことは考えていなかったのですが、大家さんがアパートを売りたいとなっては他を探すしかありません。

11月末で昔のアパートを出て、新しいアパートがあくまで3ヶ月間仮の宿で過ごして、3月の初めから新しいアパートに引っ越すはずだったのですが、ここはイタリア、というかコロナの問題もあって銀行のローンの審査が長引いたり、冬場ロックダウンもあったために、私の買う予定にしていたアパートの持ち主が新しい場所をすぐに見つけることができなかった、などで、3ヶ月ずれ込み6月の初めにやっと新しいアパートに引っ越すことができました。

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ペンキはすべて自分で塗り替えです。こちらの面の壁はアンティークな水色に

その引っ越しの後始末などが忙しくブログの更新も滞っていましたが、これからはまた少しずつ更新していきたいと思っています。

周りでアパートを買った人などの話を聞いていると、イタリア人でも結構アパートの購入で問題やトラブルがあった人も多いらく、ある程度の覚悟は決めて、問題が起きないようにいろいろと情報を集めたりしていたのですが、思っていたよりも3ヶ月ほどアパートに入るのは遅れましたが、全く問題なく、新しい家を購入し引っ越しをすることができました。

あえて問題と言えば、うちの下の住民が音にうるさく、ちょっとしたトンカチの音でも苦情を言ってくるくらいのものでしょう。笑 こんなにうるさい住民が下にいたら困ったものだ、と思っていたのですが、最近は私も注意しているのと、3度目の苦情を言いに来たときに、その時に下の人がうるさいと思っていた音は、実はうちではなく他の家からきていたこともあったので、最近は割とその近所の人もおとなしくしています。ちなみにこれまで住んでいたところで、私が音を出してうるさい、ということを近所の人に言われたことはほとんどありませんでした。

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日本の7階(ヨーロッパでは6階といいます)、正面には低い家しかないので、朝起きると窓いっぱいに綺麗な空が見渡せます。

前回のブログのコメントを見ていると、日本でもそうらしいですが、不動産屋も結構色々なところもあって、インチキされたり、トラブルが起きたりすることが結構あるようなのですが、私にアパートを販売してくれた不動産屋は2人の共同経営者も社員も本当にインチキとか全く縁が無いような良い人で、ちょっとした問題なく決まったことをきちんとやってくれました。

またその不動産屋で紹介されたアパートローンのブローカーや家の工事をしてくれた人もとてもきちんとしていて、問題がなかったのが怖いくらいスムーズにいきました。

今住んでいるアパートの以前の持ち主もきちんとした人で、本当に恐ろしいくらいにスムーズにことが運びました。が、以前のアパートの持ち主は、アパートの建物全体の外壁の塗装や天井(屋上)の修理など、このアパートに住むすべての住民の工事の費用を以前のアパート管理会社が持ち逃げしたらしく、ちょうどそれについて弁護士を通して裁判を起こすことになっていました。

今回の引っ越しイタリアでは恐ろしいくらいにうまくいきすぎて逆に怖いくらいです…

Ciao !

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