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忘れられないサプライズ

ふと思い出して書きたくなった。

大学1年のとき住んでいた寮は、基本的に留学で訪れた学生が暮らす場所(日本に慣れてもらうため)で

'国際的な交流ができる'

というメリットがある一方、たとえばキッチンの使い方は人それぞれでルールもなく、食器用の洗剤が切れても誰も関心を抱いていなかった。

それに気づいて毎回ボランティアで買って置いてたら、陰ながら寮のリーダーを務める先輩がそれを見ていたらしい。

僕が退寮する直前、寮生から集めたお金を封筒に入れて、

「ありがとう」

と手渡してもらった。

嬉しさももちろんあったけど、それ以上に「見てくれていたんだ」という驚きや感動が入り交じった。

もうその先輩は卒業しちゃったけど、

この出来事は今も忘れられないサプライズです。


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