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東向島なつめ公園再オープン

墨田区東向島6丁目のなつめ公園が約8ヵ月もの長い工期を終えて、やっと再オープンした。
式典のようなものも全くなく、区の職員が封鎖するのに使っていたシートなどを外しただけで、何の宣言もなく普通に利用できるようになった。
公園の出入口をのぞいていた時に、その職員と目があったが、彼に“長いこと迷惑をかけた”と挨拶された。職員が自分が近隣住民だということを認識していたことに驚いた。



それにしても完成した公園をぐるっとのぞいてみたが(悪天候なのでチラ見だが)、本当に8ヵ月もの工期を要し、敷地内を全面封鎖して工事したものだったのかと思うほど寂しい出来上がりになっている。

ぶっちゃけ、何もないに等しい状態だ。



子ども向けの遊具はすべり台と砂場があるだけ。おそらく、これは保育士が引き連れてきた子どもたちの集団が数十分間、遊ぶためのものなのだろう。
本来は特定の保育所・保育園の関係者が占拠するんだから、きちんと、区役所に場所占有届けを出さなくてはいけないんだけれどね。でも、注意するとフェミみたいな連中や田舎者のマスコミに子育てに冷たい自治体と言われるから黙認しているんだよね。



そもそも、この公園の再整備計画の根底にあったのは老朽化した施設を直すというのもあるが、最大の目的は近隣住民から苦情が相次いでいた厄介な連中を排除することにあったのではないかと思う。

子どもを注意すると老害扱いされるという風潮を悪用して好き勝手に騒いでいだクソガキども。
ペットや飼い主を注意すると動物虐待扱いされるという風潮を悪用して好き勝手にその辺に糞尿をばら撒いていた自称・愛犬家。
自分の家では部屋が汚れるとか、子どもに煙を吸わせるのは良くないとかほざきながら、何故か公園で通行人に煙を吸わせている愛煙家。

こうした連中は本当に迷惑だ。

だから、遊具を減らしてクソガキが長時間滞在できないようにしたし、ベンチの数も減らして喫煙しにくい雰囲気にしたのだろうし、ペットを連れたり、ベビーカーを乗り入れさせたり、自転車で乗り入れたりというのがしにくい構造にしたのだろうとは思う。



でも、これでバリアフリーをうたうのはおかしくないか?トイレ周辺は狭いがこれって車椅子の人には不便だよね。しかも、トイレのある位置と中央広場の間には階段がある(遠回りになるスロープはあるが)。これって、車椅子の人どころか、杖をついている高齢者にとっても不便だよね。

一体、何が目的なんだ?



それから半年くらい前に開かれた住民説明会の際に、住民の間から最も不安視されていた点が駐輪問題だったが、それも解決されていない。
隣接する民家やマンションと接しているこのスペースは明らかに自転車で来園した連中が自転車を勝手に駐輪するのが目に見えている。
説明会の際に住民側が“駐輪場をきちんと作らないと来園者が勝手にその辺に駐輪する”と述べたのに対し、区役所や町会側は問題ないと言っていたが、どう考えても問題になりそうだ。

ここに駐輪されたら、隣接する民家やマンションの住民の出入りができなくなるし、配達に来る郵便局や宅配便などの人もかわいそうだ。



何となく、新型コロナが5類引き下げになり、関連費用が浮いたので、それで公園の再整備をして、区と懇意の業者を儲けさせてやろうという魂胆があるのではと言いたくなってしまう。

8ヵ月も工期を要するようなリニューアルではないし、実際、工事が始まってからしばらくはフルタイムで作業している日なんて数えるほどしかなかった。ちんたらと作業しているようにも見えた。

それで、間に合わないかもと思ったのか、年が明けてからは土曜日や祝日も作業するようになったけれど、それでもフルタイムで作業していない日の方が多かった。

自民党の資金問題が取り沙汰されているが、こうしたニュースを見聞きすると、結局、この公園の再整備工事もキックバック案件なのではという気がして仕方ない。

《追記》
早速、工事前に公園で騒いでいたクソガキどもが戻ってきた。こいつらは、雨の日でも酷暑の日でも騒いでいる。きっと居場所がないのだろう。家から閉め出されているが、親の収入や仕事の都合で塾や児童館にも行けない。だから、親が帰ってくるまで公園でストレス解消しているのだろう。まぁ、一種の児童虐待の被害者だろうね。墨田区は保護してやれよ!

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