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東京かわいいステーションLIVE in 北沢タウンホール 3月12日(日) 【第2部】

自分は2歳まで世田谷区民だったらしい。記憶にはないが…。ちなみに生まれたのは目黒区の病院だそうだ。

自分には2歳から住んでいる墨田区の下町気質が染み込んでいるが(母方の祖母が浅草生まれということもかなり影響しているし、母親は墨田区の生まれだった)、ネイティブの下町民ではないということだ。

そんな、一応、山の手出身の自分でも苦手な地域がある。それは下北沢だ。世田谷民だったこともあるし、仕事で下北沢のダンススタジオに隔週で通っていた時期(半年ほど)もあるのに、世田谷で最も商業的な地域と言ってもいい下北沢に行くと非常にアウェー感を抱いてしまう。

以前の駅前がごちゃごちゃしていた時期だろうと、再開発されてオシャレになった現在であろうと、アウェーな気分になるのは変わらない。

そう感じる最大の理由はおそらく、下北沢がサブカルの町だからだ。
サブカルとオタク・マニアというのは一見すると同類のように思われるが、両者には大きな違いがあると思う。それは、サブカル厨には圧倒的に地方出身者が多いということだ。

つまり、下北沢のサブカル勢は演劇や音楽、ファッションなどの仕事をしているプロだろうと、一般人だろうと、住んでいる人間のほとんどがネイティブでない都民だから、ネイティブの都民である自分からすると立ち入り難いと感じてしまうのだと思う。

それから、下北沢には都内の他の人が集まる地域、たとえば、渋谷や新宿、池袋、六本木、上野、錦糸町などといった繁華街との決定的な違いがある。

下北沢は決して繁華街ではないんだよね。商店街や住宅街に演劇や音楽などの商業施設が混ざっているといったところだろうか。

その地域の住民と近い生活をしていない者が、その地域の商店街で買い物しにくいのは当たり前のことなんだよね。
下北沢は地方出身者の町だから、東京ネイティブの自分にとって足を踏み入れにくい地域であるのも当然ということかな。

どこでもそうだが、住宅街にある商店街というのは基本、その地域の自営業者や専業主婦、高齢者がメインの買い物客層だから、普段、地域の外に出て働いているサラリーマンがたまに地元で買い物しようとすると、店員からよそ者扱いされることがあるが、そんな感じかな。

そんな自分が苦手とする町、シモキタで地下系アイドルの対バンライブが開催された。ちょっとビックリだ。

勿論、シモキタにアイドル系に特化したミニFMのようなものがあることも知っているので、別にシモキタが全くアイドルと縁遠い町ではないことは理解している。

余談だが、そのFM局の仕事をしないかと面接(話を聞きに行っただけだから面談かな?)を受けたことがあるが、そこの代表が典型的なやりがい搾取タイプの人間で、ギャラも安いし、交通費も出さないしということで適当な理由をつけて断ったこともある。
自分が面談を受けてから何年経っても求職サイトに広告が出ていたから、誰も来ないんだろうね。
そりゃ、そんな雇用条件じゃ、優秀な人は来ないよ!

話は戻るが、シモキタはサブカルの町であっても、オタク・マニアの町ではない。池袋や秋葉原のように両立もしくは棲み分けができる町ではない、だから、アイドル系FM局が人手不足になるのも当たり前といえば当たり前だ。
ドルオタが普段行く地域ではないからね。

そんなシモキタで開催されるライブということで、若干の不安を感じながら参戦することにした。

お目当てのグループが出るまで時間があったので、それまでの時間帯に出演したアイドルのパフォーマンスを見た。

初めて見たグループばかりだ…。

●きゅーてぃくるっ!
メンバーの1人がMCで大学のサークルでこのステージに立ったことがあると言っていたが、自分もこの会場に来たことがあったのを思い出した。中に入ったのは初めてだと思っていたが違ったようだ。ちなみに、その時は有名人のお別れの会が開催されていて、スポーツ紙のカメラマンが北沢タウンホールを訪れた人間を誰彼構わず撮影していたんだよね。自分も勝手に撮られてしまった…。

●iNTOYOU
iだけ小文字だとWACKっぽい…。
でも、曲調はK-POPっぽい。そして、最後に披露した新曲は洋楽っぽい雰囲気だった。女子受けしそうな気もした。

●bubble flowers
カメコ人気が高いグループなのかな?
結構、アツいカメコおじさんがいっぱいいた。

●AiDOLOXXXY
これもiだけ小文字のグループ。
こちらも楽曲はWACKとは遠い感じ。さらに衣装も王道アイドルという感じだから、iNTOYOU以上にWACK的な要素は薄いかも…。
でも、楽曲は良かった。

そして、お目当ての桜色Standard

今回の会場はライブハウスでなくホールだったが、こういう広めの会場でサクスタ楽曲を聞くと、かなり、スケール感が大きく聞こえるということに今回気付いた。勿論、小さめの会場で見た時も良いんだけれど、楽曲そのものの良さを味わうにはこういう会場も良いのかなと思った。
“片想い”の音の鳴り方なんて、限りなくアリーナ・ロックとかエモに近かったと思う。

今回のセトリはホール向けの楽曲を選んだって感じなのかな?

そして、推しメンのくるみんについても語っておこう。髪型がめちゃくちゃ可愛いかった。というか、どんな髪型でも似合うんだけれどね。


それから、歌い方もかなりホール級会場にあった声が通る歌い方で良かった。

ちなみに、自分がくるみんの生パフォーマンスをる見るのは今回がちょうど10回目らしい。もっと見ているような気もしていたんだけれどね…。

できれば最低でも月1ペースでは見たいと思っているんだけれど、仕事だなんだと邪魔が入るからね…。

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