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漢方による花粉症対策

今年は花粉の飛散が過去10年間で最も多くなる、との予報も出ていますね。

花粉症の皆さん、大丈夫でしょうか?

先日ご来店くださったお客様のご主人様はすでに反応しているらしく、今年の悪い予感をすでに体感しているようです。

漢方の世界では花粉症を軽減する方法として『衛気(えき)』を補う、というものがあります。

衛気とは免疫力やバリア力に近い考えで、衛気が不足すると花粉やウィルス、気温の変化など外的要因に不調を感じやすくなります。

衛気は字のごとく『気の一種』なので、気が不足している気虚の状態になると衛気も不足してしまいます。

病は気から

という言葉はいわゆる『衛気が不足すると外邪に侵され病になる』というわけですね。

衛気を補う代表的な生薬が黄耆(おうぎ)です。

そこに胃腸の働きを高める白朮、体表の防御力を高める防風を加えた漢方薬が、ご存知

玉屏風散(ぎょくへいふうさん)

です。

???って感じですよね、非常にシンプルで簡素な漢方薬なんですが、日本ではいまいち浸透していないのが不思議です。

玉屏風散は衛益顆粒という名前で販売もされています。

ただ、衛気を増やすのは1日や2日で何とかなるものでもないですし、日頃から睡眠不足や不摂生をしている人、過労気味の人は改善までに時間がかかります。

なので声を大にして言いたい!

花粉症が辛い人は今から衛益顆粒を飲んでください!!

そして、睡眠をしっかりとり、アルコールを控え、胃腸を冷やさない食事を心がけてください。

きっと『飲んでおいてよかったー』ってなるはずですよ♪

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