「雇用」のイメージ

創業するまで「働く」ということについて今まで私が感じていたこと。それは「雇用」という言葉に縛りを感じていたことだ。私の経歴を説明するとIT業界で2社のベンチャー企業を通して10年働いてきた。仕事内容は人事や営業などのマネジメント全般だがベンチャーなので手を挙げれば色々を仕事を経験させてもらえた。

仕事の性質上、社員のマネジメントが全般なので社員から転職や退職の相談を受けることも多くあり「働く」ことについて自然と考えることが増えた。私が起業を決意して当時の会社に退職の意思を伝えると「もう少しだけいてくれないか？」と引き留めがあった。マネジメントをしている立場なので経営的な事情もあるのは理解はしているが、それでも「雇用」という言葉に対して縛りや窮屈なイメージが離れなかった。

イメージを変えるために、私は「企業と人の成長速度は違う」と社員へ伝えている。だからPlaylist株式会社を社員が離れても、また交わるときがくると信じている。雇用の必要なくても一緒に働くことはできるから、この先も力を貸して欲しいと。「誰と働きたいか」はもっと広い視野で見てほしいと考えている。

Playlist株式会社は”お気に入り”という意味でもあるので、お気に入りの場所として共に働ける空間を目指し続けたい。関わる人が「雇用」という言葉に対してポジティブなイメージを持ってくれると嬉しい。