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数学の日

最早初夏日和な一日でしたね。最高。

そして、世間一般ではホワイトデー。皆さん贈ったり贈られたりしましたかね。

そんな、甘いものや素敵なものが行き交う3月14日、実は“数学の日”でもあるのです。私はつい先ほど知りました。調べたのでね。

実は何方かというと理系だったので、数学や物理は学生時代ぼっこぼこ(メンタルが)に学んできました。

お借りしてきた見出し画像の数式のようなやつ、学生当時は解いていたんですがね。今ではすっかりちんぷんかんぷんです。

定期テスト前、よく徹夜してたなぁ

よく留年しなかったなぁ

なんて、懐かしい記憶をたどっていたら、ある先生の授業を思い出しましてね。

本日はその先生の思い出話を綴りたいと思います。


その先生は当時50代半ばで、身長は低めでぽっちゃりとした何かのキャラクターのようなポップな可愛らしさを持ち合わせた先生でした。

中身はさばさばしていてよく煙草を吸っていたのを覚えています。


担当教科は工業化学で、内容とすると一部応用物理等も学ぶ感じの授業。

要は化学と応用物理合わせたみたいな教科でした。確か。

ということで、沢山の数式が出てきていたんです。

その数式を展開していき、また次の数式・公式に進んでのような流れの授業が主だったわけですが、

その、数式・公式を展開していく過程部分を「エイヤー!」という掛け声一つで済ませる、というなんともシンプル且つスマートな授業をお見舞いしてくる先生だったんですね。

分かりやすく再現しますと、

「この数式をエイヤーするとこうなります」

「さて、エイヤーしてみてください」

といったエイヤー!の活用方法です。

「なるほど!じゃぁエイヤーしてみよう!」

ってなりませんからね(笑)

その、先生の言う「エイヤー」には微分とか積分とかいろんなものが含まれているんですよ。

それこそ、1回エイヤー(数式の展開)するのにレポート用紙数枚使う感じのものもありました。

初めてこれをお見舞いされたときは、最大限のキョトン顔を先生にお見舞いし返すので精一杯でしたが、これも続くと慣れるものでね。

いつしかテスト勉強するときは、「ここをエイヤーして…」とエイヤーをナチュラルに呟くようになっていましたよ。

慣れってこわい。


余談ですが、私は最終学年でこのエイヤー先生の研究室にお世話になりまして卒業論文を書きました。

まじめにやれと良く怒られたものです。

先生お元気だろうか。


そんなこんなで、ちょっと母校のあの雰囲気が懐かしくなった本日でした。

春だからかな。

では皆様また明日に。




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