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Xデザイン学校2020リーダーコース#DAY1

グロービス経営大学院を卒業して半年、また新たなるチャレンジスタート。

グロービスでのデザイン思考を使う分野で、興味をもちもう少し学びを継続させたいと考えていた時に出会った”学び&体験の場”である。社会をよくするデザインの学びと研究する楽しさを追求する社会人のための「未来の学校体験」と謳っているXデザイン学校で、これから半年どんな体験をし、どんな発見、再発見があったかを書いていきます。このnoteも自分の新しい発見、リフレクションの一環でより自分の一部にしていくためのアウトプットという目的でもあるので、多分に解釈が入っており読みづらい点が多々あるかと思いますがご容赦ください。

リーダーコースの全体像

このコースでは大きく3つの分野を探求していきます。

・リーダー個人の学び

・チームで活動するための学び

・デザイン経営のための学び

細かい部分は学びや体験を通して書いていきたいと思いますが、冒頭の山崎先生の話が印象的だったのでご紹介します。顧客体験価値をあげるためのデザインとは、デマンドサイドはもちろんだが、サプライサイドに対しても考える必要があり、そういう観点で見れば、ユーザーエクスペリエンスではなく、スマイルエクスペリエンスと呼称すべきであるということだ。なるほど、確かにサプライ側に対してもベネフィットがあることで相互循環して良い体験が生まれやすくなるということだろうか、学びのスタートとしては非常に面白い体験となりました。

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学びを自分の要素にするに入れるには?

ビジネススクールでも、本でも、セミナーでも、何かの経験からインプットされたならば、試験的に、実践的に、使うことで発見や気付き調整がされるので積極的に使うことが良い。さらに言えば、”人に教える”という行為が最も自分の要素に入れることが出来るということなので、グロービス時代もそうだったが、本スクールでもインプットしたことを積極的に仕事やプライベートの世界でも使って行こうと思います。

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アイスブレイクという名の深い理解への探求方法

ようやく本編である(汗)。今回は、全体通して、チーム力をあげるためのHOWを学び、持ち帰ってすぐに実践できるようにすることです。

その中で、紹介したいのは互いを知るという立て付けの中行われたアイスブレイク。内容は、相手にヒアリングする前に、想像・仮説を立ててヒアリングするというものなのですが、面白い感覚を得ました。それは、想像とは違うことがわかるときの記憶が強く残り次への質問に自然と繋がるということです。つまりGAPがあるほど興味がより自然に湧いてきて、その人・そのことをより探求しようというスタンスになるのです。

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私なりに+αを考えた時に、そもそも相手を知りたい、そのことを知りたいと思う欲求に関しては、志や使命、自身の可能性をどう捉え自分の人生の”在り方”をどう置いているかによって、範囲や強度、粒度が大きく異なってくるのではないだろうか。興味がわかない、欲求がわかないという理由がどこからきているのか、そんなことも考えると、より自分自身が理解できるのかなと思いました。

チームの健康診断をし、パフォーマンスをあげて行こう!

次にヘルスチェックという手法を学んだ。大きく9つの質問を投げかけ、個人が挙手をし答えて状態を測るというものだ。

緑:問題なし!うまく行っている!≒課題と対策、行動が噛み合っている。

黄:壁ありだが乗り越えている! ≒課題され、行動レベルまで理解している。

赤:問題あり!悪影響の可能性有 ≒問題化止まり、要因・真因はわからない。

リーダー(ファシリテータ)は、それぞれの背景を話してもらえるよう導き、赤で手をあげた人は緑の人の考えや意見を参考にし解決アイデアを示唆していったり、チームとして問題をタスク化出来れば、行動しながら改善を測っていく。

クラスで興味深かったのは、同じ緑で手を挙げていても背景には違いがあり、同じ色通しでも考え方、捉え方の多様性を理解することが出来た。つまり実際のチームでも緑は問題なしだから何も聞かないではなく、聞くことで他のメンバーがその人の物事の捉え方を理解し、より距離が縮まることに寄与することが出来るだろう。ただし、心理的安全性を担保しながら進めていかなければ、かえってこの健康診断がパフォーマンスを下げることもあるので注意しなければならないな、と考えました。

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アクセルを踏むためのFB

後半戦にかけては、チーム、メンバーへのフィードバックについてを体験していった。ここは新しい発見という感覚よりは、改めて日々のコミュニケーションによりフィードバックできる関係にいることの重要性を感じました。”たこめし”と言う大事なポイントを面白くシェアしてもらったが、それが出来る関係でいることがスタートラインかなと思いました。

会話やメール、LINEなどの頻度だけを単純にあげれば良いと言うわけではなくて、相手の状況に配慮した心配りある質があるコミュニケーションが重要だと思っているが、これが現実バタバタの世界だと難しいものである、心掛けなければっと改めて反省した時間となりました。

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リーダー降臨

最後に、フィードバックをするためにも、まずはフィードバックしてもらうことの重要性を学びました。ヒエラルキーを感じさせない安全性をつくることでコミュニケーションの質、アドバイスの浸透に繋げると解釈しました。以前グロービス時代に行った360度評価体験などを当時の部下や後輩を巻き込んで、自分へのアドバイスや要求を可視化した後、すごくメンバーとの距離が近づいたと言う経験も同じような文脈なのかな。

お互い人であるから、気づきを言える関係になっていることで、よりチーム内での安全性や居場所が作られ、本音で付き合い、フルスロットルのなか、仕事に向き合える環境が作れると思いました。

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まとめと行動

◆想像する、仮説を組むことからスタート。GAPが起こる時こそドライブがかる

仮説がベースとなりそのギャップが学びとなる。物差しになる。実際に、仮説を立てインタビューに臨み、その仮説が翻られる体験を通すことで、思考の偏りを感じ、自身の偏見を知った。視点、視座、180度逆など切口を変えながら幅を広げて想像する必要がある。

行動①

→インタビューはもちろん、コミュニケーション時にも、質問・仮説癖をつけ実践する。

◆健康診断は定期的に。

緑、黄色、赤を交えながら、チームビルディングの課題発見、課題解決アイデアの糸口を見つけていく手法に新しい発見があった、思考の幅が広がる。緑という同じ評価をした中にも背景が異なる多様性を感じることができた、それは同時に多様性を認めながらどう解決させるかというヒントになった。
定期的に行うことで、効果変化が見えてくるので、単発で満足しない(戒め)。

行動②

→自身の現在マネジメントしているチームで開始・運用していく。

◆FBを”する”、より”される”が初めの一歩。

現在の仕事での立場上、する側のスキルを意識していたが、そもそもされることがFBを聞きやすくなるという発見。自身が歩み寄ることが、チームビルドの鉄則。

行動③

→ファシリ役などが多いため、FBを後輩にしてもらう際、受け方を工夫し歩み寄る。


次回からはより、体験学習が多くなると言うことなので、Xデザイン学校のルールでもある”楽しみ”ながら自分の要素、自分の一部に取り入れていきたいと思います。


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