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12/1発売ゴリラ統計の第1章を期間限定でPDFで無料公開!エクセル&統計の落ちこぼれがエクセル統計の本を出すまで

自己紹介

こんにちは表と申します。普段はミツカリというHRTechのSaaS企業を経営しています。2015年から事業をやっており今7年目。ミツカリはミツカリ適性検査というサービスで性格データを生かして採用配属マネジメントを改善するサービスで3700社以上のお客様にご活用いただいております。

今回の記事の5秒まとめは統計落第生から出版に至ったのでやればできるってことを伝えたいのと、わからない気持ちが分かる私が書いたので、特に統計が不慣れな人には分かりやすいと思います。興味があれば下記から本の予約お願いします!

エクセル?What?

この辺りの記事を書いているのをみて

理系なんですか?

と聞かれることがなんどもあります。答えはNOです。法学部ですが、もっというとアメフト部でした。

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そして大学時代はおそらく一度もエクセルを開けたことがありませんでした。メールは使っていた気がします。あとリクナビ。

ところが何を血迷ったのか生き馬の目を抜くアメリカの証券会社の面接を受けて、皆さんは大学時代頑張ってたでしょうけどこっちは骨4本折って試合前には遺書書きましたけどなにか?という圧倒的個性的経験と、根っからの心配性からくる徹底した面接ロープレで突破。債券部の営業としてのキャリアをスタートしてしまったのです。。そこには債券数学という恐ろしく難しいものが存在してました。

^?へ?

身の回りにある債券の分かりやすい例は金利です。100円を金利3%で預けると来年には103円になります(単純化してます)。その翌年には? 106円ではなくて103*1.03=106.09円になるわけです(複利とかいったりします)。

この計算を10年でやりましょう!と研修中にいわれて私は当たり前のように

100*1.03*1.03*1.03*......

とエクセルに打ち込み倒してたわけです。こんなのアメフトの練習に比べたら楽勝じゃあああとか言いながらです。

その時横にいたDanというアメリカ人(あとあとむちゃくちゃ天才といことが判明し、一度日本にも出張できて死ぬほど焼肉ご馳走した)の目がまさに^になっていて、こいつ大丈夫かみたいになってました。

100*(1.03)^10

ってやると実は10年分を一気に計算できるんですね。エクセル使う方には何を当たり前のことをと思われるかもですが。

先行きが全く見えないなか死にそうになりながら時に夜2時までエクセルのモデルをコピペするようなこともしました。

先輩と飲みにいくことにかけては天性の能力があり、やや邪道な方法でなんとか、だましだまし債券数学と向き合っていました。その中には統計の要素が入っていて正直σ(シグマ)とか、おたまじゃくしじゃん、正規分布のずってハロウィンのおばけじゃん、くらいにしか思っていませんでした。つまり、債券数学に含まれる統計は私にとっては

遠いなにか

にしか過ぎなかったわけです。

Jimmy Quickfingers

その後表留学をいたします。そこのコアと呼ばれる入学したら一番最初にうける授業の中にStats101というのがありました。統計基礎みたいなイメージですね。

そこで運命のスライドに出逢います。

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カジノのディーラーが八百長をしているか、統計的に分析しよう!というものでした。

ざっくりした内容はこちらにまとめてます。

めちゃくちゃ衝撃が走りました。え、そんなことできんの?みたいな。なんか面白いやんと。その結果統計にのめり込み統計ソフトを買って受ける授業まで取るようになりました。

身近な題材でやれば統計っておもしろいな

と痛感した瞬間でした。

(ちなみに先生に本の出版が決まってメッセージ送ったら下記のメールが速攻で帰ってきました。こういう報告できるのもなんか嬉しい。)

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人事データ分析の世界へ

留学中に人事*データの世界の可能性と面白さとやるべきという勘違いにかられて株式会社ミツカリをスタートします。その中で

データ分析とか統計とか本当に苦手なんです

というお声をよく聞きました。そしてあるお客様に

若手の2人に向けて統計の講義してよ

と言われて講座を作りました。それからは統計に関して語る機会は全てとても楽しかったです。無理矢理日曜日に講義して大変だったり、講義の直前に入院して色々ご迷惑をかけたりなどありましたが、総じて本当に楽しかった。その結果なんと延1,500名以上の方に統計の話をしてきました。

私は統計の専門家ではありません。

けど

元統計&エクセルの落ちこぼれ

であり

統計を使って意思決定をする立場

を経験しています。

その立場から自分が話すことには意味があるのではないか、という壮大な勘違いでここまでやってきました。わからない人の気持ちがめちゃくちゃ分かるし、どうやって使うかということにフォーカスしつつも大枠でどんな計算をしているのか?心配性な私はある程度自分で計算できるレベルで知れる内容の講義を作りました。

ストアカさんで不定期でやっている講義は、ありがたいことに高い評価をいただいております。

そしてなんと本を書いてみないかというお声がけをいただき、仕事が完全に終わった21時以降と土日中心にコツコツと書き上げて今回の本になりました。

できなかった自分が欲しかった本

統計がわけわかめ状態だったけども、なんとなく頑固者な右脳人間だった自分がいつも感じていたのが

統計の本は

めっちゃハードで頑張って手が動くようになるもの

すごく読みやすいけど結局手が動くようになりづらいもの

が多いのではないかという仮説です(間違っていたらすいません)。

そのため本書は

読みやすくて手が動くようになる

を目指して書いております。つまり25歳で統計もわからず帰り道で泣きそうになっていた自分に向けて書いたような内容になってます。少しでも皆さんの統計への苦手意識がなくなったら嬉しいです。

ご予約いただけましたら泣いて喜びます

よかったら↑予約していただけたら、そしてレビューなどいただけたらめちゃくちゃ喜びます。

とはいえ、

こんな怪しいやつの本は不安だわ〜

と思う方もいらっしゃると思います。そのため第1章の全てと第2章の冒頭部分(私が気に入っているラーメンのスープで推測統計のイメージを理解する話)まで無用でダウンロードしてご覧いただけるようにしました。

面白そうとおもっていただけたらぜひポチってもらったりシェアなどしてもらえましたら嬉しいです!

留学中に

統計の知識はビジネスの基本 ​

という雰囲気を感じました。日本のデータ分析力の底上げに少しでも資することができたら嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

自己分析、教育、自己啓発などの情報を引き続き発信していきますので、気に入っていただけたら是非是非サポートいただけたら嬉しいです!