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HRTechConference2019@LasVegasにて感じたこと(まとめ)

お読みいただきありがとうございます。このノートでは主体的に生きるために、人生で何をしたいかを探す自己分析、転職・留学などの転機に向けたスキルアップ、その後のライフイベントに関して綴っております。

普段はキャリアに関して語っていますが今回はHRTechの動向をカンファレンスに行ってきたのでごく簡単にですがまとめたいと思っています。よりリアルタイムにはこちらのtwitter(@takanori52)でも#HRTechConfをつけていくつかつぶやいていますのでご覧ください。

今年のテーマは(去年と変わらず)エクスペリエンスとエクスペリエンスのムラをなくすためのAI

HRTechConferenceとは?や、2018年の動向に関しては下記の森さんのnoteが素晴らしかったのでご参照ください。


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(写真上のような分厚いスケジュールが配られアプリで同時にスケジュールや資料の確認も可能。最大10個程度のセッションが同時に走っていて二人で参加したのでどのセッションに行くか毎朝作戦を練って参加。)

参加したセッション(興味がある方は内容の共有のイベントも開催すると思いますので、ご連絡ください)

 Why Mentoring Matters(評価3)

Best-Self Mgmt Unlock Team's Potential(評価3.5)

Search for Greatness(評価4.5)

Employee Metrics Matter, Discover People Analytics(評価3.5)

STARTU PITCHFEST(評価4)

Key Note by Josh Berstin(評価4.5)

Fast Food,Faster Job App Experience(評価3.5)

How AI and ML Are Transforming Data Analysis Into Workforce Insights(評価3.5)

Intelligent HR Tools:An introduction to AI for HR(評価2.5)

How Ford Uses Data to Drive a World-Case Culture(評価4)

10社程度の製品デモ

今回のテーマ

エンゲージメントを生み出すエクスペリエンスがテーマだった前回から大きなテーマの変化は今回なかったように感じました。ではそのエクスペリエンスを生み出すためにどのようなテクノロジーが使われるのかといった点が個別に語られているというのが会全体の流れだったように感じます。

ローカルの課題感やテクノロジーの感度は変わらない

アメリカのHRTechConferenceなのでさぞかしとんでもない所にAIが使われすごいことになってるだろう!!

とドキドキしていたのですが米国ローカルの人事の悩みは普段お客様から伺う内容と大きく相違はなかったし、AIの利用などのセッションもまだ具体論に踏み込む前の内容が多く一般論やデータの整理に関して語られるに過ぎなかった感があった。

飲食業界(ドミノピザの事例)での離職率の問題など悩みは結構共通している部分もあった。

このカンファレンスは米国HRの会でありグローバルの会では(あまり)ない

米国でより顕著な問題(保険や人種性別などのDiversity Inclusion)に関して語られることも多く、グローバル企業の事例はあまりなかった。そんな中でFORDが会社のカルチャーのラーニングをどうやってテクノロジーを使ってより自然に定着させていったかという話は、テクノロジーをうまく使いながら社内カルチャーという一見テクノロジーから遠そうな物を融和させていっており非常に印象に残った(こちらに関してはまた別途記事にする予定)。

より自然にデータ提供や取得が行われる時代に

ここに関してはサポートやインサイトの提供が画面の中に自然に出てくるという点では製品のデモなどで感じることができた。人事キーワードを検索をすると人事の使いたいサービスがプラットフォーム上で出てくるようなイメージ。データ取得はより自然な形になっていくというコメントは散見されたが、実際どうするのか?に関してはあまりデモなどでも感じることはできなかった。自動で自然な面接を電話で行う技術を持ったベンチャーが出てきていて一つの可能性が感じられたくらい。

人事という職種に求められるスキルが大きく変わろうとしている

IndeedのMarketing Directorのセッションで出てきた話の中でこんなものがあった。

米国の野球のスカウトがどんどん職を失っている。Dataがその仕事を奪っている 

またPAのセッションでも

人事職の募集のJobDescriptionが大きく変わってきている。データ分析という要件が散見されるようになった

という発言があった。

お客様とお話ししていても日本でもこの動きはすでに始まっていると思うがより加速していくだろう。

以上まずは簡単ですが帰国して感じた全体感でした!


自己分析、教育、自己啓発などの情報を引き続き発信していきますので、気に入っていただけたら是非是非サポートいただけたら嬉しいです!